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【奥大山ブルーベリーファーム/鳥取県日野郡】奥大山の大自然の中で、美味しいブルーベリーを心ゆくまで堪能!

2020年1月28日

毎年7月初旬~9月中旬まで営業しているブルーベリー摘み農園&カフェテリア(カフェテリアは11月上旬まで営業)。
「時間無制限」「食べ放題」のブルーベリー摘みや、そのブルーベリーを併設のカフェテリアでフレッシュジュースにしてもらえるサービスなど、ただ食べるだけではない、想い出に残る「体験」ができる。

奥大山の美しい風景の中に佇む、広大なブルーベリー園と落ち着いた空間のカフェテリア。

こんもり葉を茂らせた小さな木に、鮮やかな青紫の実が鈴なりに実る。
今や日本でもすっかりお馴染みになった、ブルーベリーの実です。

ポリフェノールの一種・アントシアニンを豊富に含むほか、ビタミンEや食物繊維なども豊富。女性や健康を気にする人々に大人気のフルーツです。
そんなブルーベリーを心ゆくまで摘み取ったり、お洒落なカフェメニューで味わえるスポットが、ここ奥大山(おくだいせん)にあります。

『奥大山ブルーベリーファーム』。
中国地方の最高峰・大山の南麓、標高約720mに位置する広さ10ヘクタール(東京ドームの約2倍)もの広大なブルーベリー園。農薬を一切使わずに、上質な奥大山の水と、高原特有の寒暖差のある気候を利用して、甘熟・濃厚なブルーベリーを育てています。

ブルーベリーの品種はハイブッシュ系、ラビットアイ系など、熟す時期が異なるものを40種類以上も栽培。そのため開園期間が長く、7月上旬~9月中旬までブルーベリー摘みが楽しめます。
また、摘み取りエリアまではカートで送迎してくれるので、足腰に自信のない方や、小さなお子様連れの方も安心です。

奥大山の雄大な景色を眺めながら、時間無制限でブルーベリー摘みを楽しめる!

心も体も癒される、落ち着いた空間のカフェテリア。ギフトコーナーにはオリジナルのブルーベリー商品が多数並ぶ。

わかりやすい「チケット制」とうれしい「時間無制限」で、気軽にゆったりとブルーベリーが摘める!

『奥大山ブルーベリーファーム』のシステムは、わかりやすい「チケット制」となっています。駐車場横の「管理棟」で人数分のチケットを買って、いざ無農薬の安全なブルーベリー園へくり出しましょう!
なお、お土産にブルーベリーを持ち帰りたい人には「お持ち帰り用パック」の販売もあります。

【ブルーベリー園 摘み取り料金】
・大人 / 800円(食べ放題)
・小学生 / 500円(食べ放題)
・幼児 / 入園無料(食べ放題)
・お持ち帰り用パック / 600円

なんと、この料金で食べ放題というコスパの良さ!
さらに「時間無制限」なので、心ゆくまで美味しいブルーベリーを堪能できます。

なお、ブルーベリーは同じ木に成っている実でも味に個体差があります。一粒ごとに甘かったり酸っぱかったりするので、なるべく色が濃くて完熟していそうな実を選びましょう。

さらに5、6粒採ったら、それをひとまとめに口に入れるのが『奥大山ブルーベリーファーム』流。こうすれば、味が均一になって美味しく食べられるそうです。

ブルーベリーの実は、熟すにしたがって緑から赤へ、赤から青へと変化していく。完熟すれば見慣れた青紫色になるが、そこまでの変化を楽しめるのもブルーベリー園の楽しみ。

ブルーベリー園では多くの品種を育てているため、その時期によって最も美味しい実が採れるエリアにご案内。何度も足を運んでいろんな品種を味わおう!

ブルーベリーをふんだんに使った充実のカフェメニュー。

ブルーベリー園で摘み取りを楽しんだ後は、ナチュラル&ウッディなカフェで休憩しましょう。
ここ『カフェテリア・アペゼ』では、ブルーベリー園のブルーベリーをソフトクリーム・スムージー・パフェ・フレッシュジュース(夏季限定)などのデザートで味わえます。

中でも2019年夏からの新メニュー・「フレッシュブルーベリーサンデー(夏季限定)」は、朝摘みのフレッシュなブルーベリーたっぷりの贅沢な一品!
新鮮な生のブルーベリーの上に、ソフトクリームと特製ブルーベリーソースをかけたシンプルな仕上がりですが、それでいて濃厚で贅沢な味わいで、テイクアウトでも楽しめます。

ブルーベリーをふんだんに使用したスイーツやドリンクは、独自の配合で仕上げた濃厚な味と色が自慢。

さらにピザやパスタ、ワンプレートランチなどの食事メニューも充実。コーヒーなどの各種ドリンクも取り揃えており、ドリンク・デザート・一部の軽食はテイクアウトも可能です。

お土産にもギフトにも。ブルーベリーのジャムや焼き菓子もどうぞ。

また、店内のギフトコーナーではブルーベリーたっぷりのジャム・ドレッシング・焼き菓子などを販売しています。美味しく体に良いブルーベリーをいつでも味わえるお土産で、以下の4品が特に人気だそうです。

・オリジナル ブルーベリージャム

熱伝導に優れた銅なべを使って、短時間&強火で炊き上げたこだわりのジャム。
ゲル化剤、酸味料などの添加物は一切使用せず、原材料はブルーベリーとてん菜糖のみで仕上げています。ブルーベリーのゴロっとした果肉感が残る贅沢な味わいは、パンやヨーグルトにはもちろん、肉料理にもよく合います。

・オリジナル ブルーベリーコンポート

厳選したブルーベリーを3日間かけてじっくり丁寧に漬け込んだコンポート。
ブルーベリーは質の高いハイブッシュ系の品種のみを使っています。パンケーキやスイーツに添えるほか、お菓子作りの材料としてもおすすめ。こちらも添加物は一切使用していません。

・オリジナル ドライブルーベリー

身体にやさしいノンオイル&甘さ控えめのドライブルーベリー。
乾燥に適したハイブッシュ系ブルーベリーのみを使用しており、ノンオイルで果実そのもののナチュラルな味わいが楽しめます。ワインのおつまみや、朝食のシリアルに混ぜたり、パン作りの材料にもおすすめです。

・ブルーベリー 焼きドーナツ

油で揚げていない、ヘルシーな「焼きドーナツ」。種類は「ブルーベリー」のほか、「抹茶」「くるみ」「焙煎玄米」など8種類。スタッフがひとつひとつ丁寧に焼き上げた優しい味わいをどうぞ。

ブルーベリー園の開園期間中は、『カフェテリア・アペゼ』は毎日営業している。ブルーベリー園の閉園(9月中旬)後も、11月上旬頃まで営業。

『カフェテリア・アペゼ』のテラス席にはペット用のリードが付属している(2ヶ所)。大切な家族と同伴できる思いやり。
※店内へのペット同伴は禁止されています

奥大山の大自然の恵みを、訪れるすべての人々へ。

「奥大山はとても豊かな自然環境で、上質な水資源や、「黒ボク土」と呼ばれる肥沃な土壌にも恵まれています。ですが、そこで農業を営む人々は高齢化や後継者不足によってどんどん減っていて、私達がファームを開いた農地も10年以上も耕作放棄地となっていました」

そう語るのは、『奥大山ブルーベリーファーム』の園主・川端雄勇氏です。

「そこで『生まれ育った地域に貢献したい』という想いから、耕作放棄地の解消と地域の活性化を目指して、2004年頃からこの地に適した作物の調査を始めました。そして試行錯誤の末に、奥大山の土壌や気候がブルーベリーに最適なことが分かったのです。さらに農薬を使わずに栽培できそうだったことから、この素晴らしい大山の景色と共に楽しんで頂ける、ブルーベリーの観光農園を拓くことにしたのです」

人気のフルーツで、かつ健康にも良いブルーベリー。
それをふんだんに食べられる『奥大山ブルーベリーファーム』を通じて、鳥取県外の人々やインバウンドにも奥大山の素晴らしさを広めたい――そんな理想を掲げて、周辺の観光諸施設と連携しながら、地域起こしの努力を続けています。

「日常とかけ離れた広大なブルーベリー畑の中で、時間を気にせずゆったりと摘み取りを楽しんでいただき、
自然と触れ合いながら、新たな活力を得ていただきたい、と考えています」

奥大山の復興と共に、自然と人との新たな絆の結び直しを目指して――『奥大山ブルーベリーファーム』は、今年も訪れる人々を癒し続けます。

農園とカフェテリアに至るまでのドライブコースも絶景続き! 行きも帰りもフルに楽しいレジャーとなる。

車で約15分の距離にある「木谷沢渓流」。奥大山の大自然の象徴である「水」と、それを浄化する木・「ブナ」を感じられるネイチャー・スポット。これらの美しさも共に満喫したい。

- DATA
奥大山ブルーベリーファーム

HP:https://www.okudaisen.co.jp/
住所:鳥取県日野郡江府町大字御机字笠良原739-43

電話:0859-75-6088
営業時間:9:00~17:00(7月上旬~9月中旬)
休日:ブルーベリー園の開園期間中は無休
料金:食べ放題・大人800円 / 小学生500円 / 幼児無料

取材協力・ 写真提供: 奥大山ブルーベリーファーム/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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