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まるで化粧水! 「これぞ美肌温泉」と感動する、肌ざわりトロトロの‟うなぎ湯”。
美又温泉の特長は、‟うなぎ湯”と呼ばれるとろみたっぷりの泉質。
「日本三大美人の湯」と呼ばれる湯の川温泉(島根県)・竜神温泉(和歌山県)・川中温泉(群馬県)と比べても、天然の保湿成分「メタけい酸」がなんと約1.5倍~3倍!
お肌をツルツルにするpH(ペーハー/アルカリ性)の数値もまさっています。
つまり古い角質や老廃物を高いアルカリ性でクリアして、お肌のターンオーバーを促して、さらに潤してくれる名湯なのです。
そんな美肌の名湯・美又温泉を日帰りや宿泊で楽しめるのが、『美又温泉 国民保養センター』。
静かな山里の温泉宿で、ホスピタリティたっぷりにおもてなししてくれます。
お好みのスタイルで気ままに滞在! ~ 『美又温泉 国民保養センター』のご利用プラン ~
『美又温泉 国民保養センター』の魅力は、名高い美肌温泉を自由なスタイルで楽しめる点。
以下のようないろんなプランがあるので、旅のルートに無理なく組み込めます。
日帰り入浴 大人1名 600円
フラッと立ち寄って気ままに入浴できる、一番お手軽なプラン!
入浴料金が大人1名600円・小学生300円・未就学児は無料というお手ごろさもうれしいポイントです。
湯上り後は、畳の無料休憩室でまったりしてもよし、館内の「美肌食堂」で地元食材のランチを楽しんでもよし。
温泉街の入り口にある足湯(無料)で、景色をのんびりながめるのもおすすめです。
休憩プラン 1名 2,500円
日帰り入浴+個室休憩(5時間)+部屋出しの昼食がつく、大人気のプラン!
入浴は時間内なら何度でもOK.で、湯上り後は貸し切りの個室でゆったりくつろげます。
友人同士・ご夫婦・グループなどにおすすめです。
宿泊(レギュラープラン) 1泊2食 1名 10,000円
「日本一の美肌湯」を心ゆくまで堪能するなら、やっぱりお泊りがおすすめ!
15時チェックイン、10時チェックアウトで時間もゆったり。
お食事は浜田漁港でとれた新鮮なお魚を中心とした約8品で、季節感を大切におもてなししてくれます。
江戸時代から愛されてきた、約150年の歴史をもつ湯治場 ~ 美又温泉の歴史 ~
美又温泉の歴史は、約150年。
江戸時代末期の元治元年(1864年)に発見されたと伝わっていて、効能豊かな名湯として永らく愛されてきました。
当時は山陰と広島を結ぶ街道のかたわらで、岩の切れ目から湧きだしていたというお湯。
それを山陰の魚を広島方面に運ぶ行商人たちが、疲れた足を温めたり洗ったりして、痛みをとっていた、と言われています。
そして明治元年(1868年)に入浴場が造られて、日露戦争(明治37年(1904年)~38年(1905年))の頃には、陸軍の湯治場として浜田21聯隊の傷病兵たちが傷を癒しました。
その後、温泉旅館が建ち並んで今の美又温泉の姿に。
かつての歴史を思わせるひなびた秘湯で、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色に囲まれて、癒しムードたっぷりに過ごせます。
そんな長い歴史を持つ、名湯として評判の美又温泉のpHは、なんと9.9!
※「日本三大美人の湯」はpH8.1~8.5
日本でもまれな高アルカリ性の「美肌温泉」で、入れば古い角質や老廃物が自然に除去されて、こすらなくてもツルツルの美肌に。
さらにキレイになった肌に豊富なメタけい酸(潤い成分)が浸透して、肌のターンオーバーを促進。だからバリア機能が整って、保湿力のある肌に導いてくれるのです。
名高い玉造温泉や、「日本三大美人の湯」のひとつ湯の川温泉、「日本三大美肌の湯」のひとつ斐乃上温泉など、国内トップクラスの名泉に恵まれている島根県。
それらに勝るとも劣らない、島根の隠れた名温泉です。
- DATA
美又温泉 国民保養センター
HP:https://mimataonsen.jp/
住所:島根県浜田市金城町追原32-1
電話:0855-42-0353
日帰り入浴:10:00~20:00(最終受付19:15)
宿泊:チェックイン15:00・チェックアウト10:00
定休日:水曜(祝日の場合は翌日)
取材協力・
写真提供:
美又温泉 国民保養センター/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)