島根県と広島県の県境にある「奥出雲町」は、冬は1メートル近い雪が積もる豪雪地帯!
その天然の雪を利用した、アットホームなスキー場です。
ここ『三井野原スキー場』の魅力は、初心者やお子さんでも滑りやすい‟なだらかで見通しの良いゲレンデ”。
さらにレンタルスキー、スノーボード、そり、スキーウェアなども用意されているので、手ぶらで訪れても気軽に遊べます。
・ロープ塔の1日利用券が1,000円(!)
・駐車場が無料(!)
というコスパの良さも見逃せません。
~ 目次 ~
気軽に遊べてコスパ抜群! 初心者・お子さんでも安心の奥出雲のスキー場。
『三井野原スキー場』があるのは、島根県の奥出雲町と広島県庄原市の境です。
絶景のループ橋で有名な「道の駅おろちループ」の少し南、標高740メートルの高原で、夏でも涼しい別天地!
さらにJR木次線の「三井野原駅」から徒歩5分、奥出雲町と広島県を結ぶ国道314号線のすぐそばと、アクセスも抜群です。
車でも電車でも行きやすい、穴場のスキー場です。
『三井野原スキー場』のさらに見逃せないポイントは、
・入場料と利用料が無料(!)
・駐車場が無料(!)
というコスパの良さ。
・リフト代わりの「ロープ塔」が1,000円(1日利用券)
かかりますが、それだけで丸一日遊び尽くせます。
※ロープ塔とは:スキーやスノーボードを装着したままロープを握り、雪面に足を付けたままゲレンデを登れる設備
スキー用品のレンタルもあるので、手ぶらで行っても気軽に遊べる!
・スキーウェア / 大人用 2,500円・子供用 2,000円
・スキーセット / 大人用 2,500円・子供用 2,000円
・スノーボード / 大人用 2,500円・子供用 2,000円
・そり / 500円(!)
初心者とファミリーに優しい、フレンドリーなスキー場。
ただし帽子・手袋・ゴーグルのレンタルは無いのでご注意を!
さらに真冬はマイナス5度くらいになるので、これらの道具や防寒着はくれぐれもお忘れなく!
車で行く場合はスノータイヤも必須。
誰でも使いやすい「ロープ塔」で、ゆるやかな傾斜のゲレンデをラクラク登れる♪
垂れ下がったロープにスキーやスノーボードを着けたままつかまって、約150mの斜面をGO!
1日何回使っても1,000円なのもうれしい。
ランチはスキー場入り口の「ドライブイン三井野原」でどうぞ。
営業時間は10時~15時で、メニューはカレー・ラーメンなど。
スキーシーズン中は毎日営業。
初心者でも、スキーが苦手でも安心! 誰でも楽しめるフレンドリーなスキー場。
『三井野原スキー場』の魅力は、誰でも楽しく遊べるなだらかなゲレンデです。
子どもやファミリー層が多くアットホームな雰囲気なので、大人の初心者さんでもマイペースに滑れます。
「スキーに慣れてないから、傾斜が急なコースはスピードが出過ぎて怖い!」
「上級者が勢いよく滑っているスキー場は怖い……」
「友達とスキーに行く前に、こっそり練習して上手くなりたい!」
という方々にもおすすめ。
お子さん連れのファミリーも、危険な場所や誤って迷い込んでしまうバックカントリー(スキー場の管理外のエリア)がほぼ無いので安心です。
ゲレンデの入口や駐車場の近くでは、かまくらや雪だるまを作る人も!
こんな自由なムードも『三井野原スキー場』の魅力。
お子さんのスキー教室や、そり遊びにも最適。
幼稚園や小学校によく利用されていて、見渡しの良いゲレンデは迷子になる心配が少なくて安心。
駐車場が広いので、駐車場での長時間の休憩もOK!
ただし今はやりの車中泊は、冬の夜はマイナス10度レベルの極寒になるためNG。
夏~秋は高原野菜の直売所に変身! 仁多米・リンゴ・キャベツ・香茸・・・奥出雲の旬が盛りだくさん。
雪の無いグリーンシーズンには、『三井野原スキー場』はお休みです。
代わりに夏~秋の終わりにかけて、高原野菜の直売所が登場します。
●「たお農園」の野菜直売所
営業期間:7月下旬~11月下旬
営業時間:10:00~15:00
※変更・不定休の場合あり
冬はスキー用品のレンタルショップになっているスペースに、奥出雲産の高原野菜がズラリ!
夏はキャベツ、ホウレンソウ、トマト、キュウリ、ピーマン、りんご、大根などが並び、秋になったら奥出雲町の特産で‟お米の西の横綱”と呼ばれる仁多米(にたまい)や、アスパラガス、プルーン、自家製たくあんなどが加わります。
どれも目の前の「たお農園」や、奥出雲町の田んぼや山で採れたものなので、鮮度は抜群!
さらにびっくりするほどリーズナブルです。
秋には奥出雲の山でとれた天然キノコが並ぶこともあり、日によっては‟幻のキノコ”と呼ばれる「香茸(コウタケ)」が買えることも!!
キノコ通の間では「松茸を超える香りと美味しさ」と言われていて、普通のお店ではほとんど売っていない激レアな高級キノコです。
レアな天然キノコもびっくり価格!
特に松茸よりも貴重な「香茸」は、見かけたら絶対にゲットしたい逸品。
おすすめの食べ方は炊き込みご飯、焼き香茸、バター炒めなどで、どれも極上の味と香りを堪能できる♪
『三井野原スキー場』と「たお農園」の野菜直売所では、看板娘ならぬ看板猫ちゃん達がお出迎え。
楽しいウインタースポーツと美味しい野菜や果物だけでなく、可愛い店員さんにも癒される!
宿泊や夕食は「日本の田舎」を絵に描いたような奥出雲町で! 「日本農業遺産」の山里にはグルメや温泉がいっぱい。
スキーやスノーボードを存分に楽しんだ後は、奥出雲町でのディナーやお泊りがおすすめです。
『三井野原スキー場』から車で約20分の奥出雲町横田地区~仁多地区には、グルメなお食事処や癒しの温泉宿がいっぱい!
‟お米の西の横綱”仁多米や、ご当地和牛の奥出雲和牛、やはり特産の出雲そば(基本的にランチのみ)など、「日本農業遺産」に指定された奥出雲町の豊かな食を満喫できます。
グルメや宿の情報は、奥出雲町観光協会のホームページ で検索できます。
さらに「奥出雲美肌温泉郷」と呼ばれる温泉宿と日帰り温泉もあって、お肌がツルツルになる弱アルカリ性の美肌の湯に浸かれます。
・亀嵩温泉 玉峰山荘
・斐乃上温泉 かたくりの里 民宿たなべ
・斐乃上温泉 斐乃上荘 (日帰り湯のみ/宿泊は休業中)
・佐白温泉 長者の湯 (日帰り湯のみ/隣の『奥出雲多根自然博物館』との宿泊セットプランあり)
の4軒で、どこもトロリとした柔らかな肌触りの温泉と、のどかな里山の景色を楽しめます。
ウインタースポーツをめいっぱい楽しんだ後は、ぜひ美肌温泉で温まってお帰りください。
『亀嵩温泉 玉峰山荘』の露天風呂。
「日本の小宿9選」に選ばれた日帰り湯+温泉宿で、サウナやジェット風呂、サンドバス(砂風呂)などのバラエティに富んだ設備と、ラウンジ・休憩所・食堂・宿泊棟などを完備した充実の宿!
『佐伯温泉 長者の湯』の目の前にある『奥出雲多根自然博物館』。
日本で唯一の‟泊まれる博物館”で、宿泊者限定の「ナイトミュージアム」が評判!
宿泊者は『佐伯温泉 長者の湯』の入浴料が無料で、日帰り入浴の場合は『佐伯温泉 長者の湯』の入浴券と『奥出雲多根自然博物館』への入館券がセットになったお得な「共通チケット」もあり。
(両方の受付で販売)
- DATA
三井野原スキー場
HP:https://okuizumo.org/jp/guide/detail/251/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100078866415942
住所:島根県仁多郡奥出雲町八川三井野原
電話:090-7593-2434
営業期間:12月23日~3月第2日曜まで
営業時間:
8:00~17:00 (スキー場)
10:00~15:00 (食堂/ドライブイン三井野)
【利用料金】
ロープ塔:1,000円(1日券)
駐車場:無料(ドライブイン三井野/スキー場の隣)
【レンタル料金】
スキーウェア:大人用 2,500円・子供用 2,000円
スキーセット:大人用 2,500円・子供用 2,000円
スノーボード:大人用 2,500円・子供用 2,000円
そり:500円
【アクセス】
<車>
広島方面:中国自動車道「庄原IC」から車で約45分
松江方面:国道9号線~国道54号線~国道314号線で約1時間20分
※積雪・道路状況により所用時間は異なります
<電車>
JR木次線三井野原駅から徒歩5分
取材協力・
写真提供:
三井野原スキー場・奥出雲町観光協会/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)
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