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まるでプリンセス! お姫様育ちの『まる姫ポーク』の秘密とは?
「島根県江津市で大切に育てられた、丸々と太ったお姫様のような豚」
これが『江津まる姫ポーク』(以下『まる姫ポーク』)の名前の由来です。
品種は異なる血統をより美味しく、より健康になるようにかけあわせた「ハイブリッドポーク」。
いわゆる三元豚や四元豚と同じ手法で、健康で美味しく、病気に強いという特長があります。
そんな「ハイブリッドポーク」のハイポー種を、30kgを超えるまで大切に育ててからストレスのない広々とした農場に移します。
そこで元気に走り回りながら、柔らかなオガ粉を40~50cmも敷き詰めた「発酵床」で眠って大きくなります。
実は繊細でキレイ好きな豚さん。
不潔な寝床や狭い農場はとてもストレスになり、肉質や脂の旨みが大きく落ちてしまいます。
『まる姫ポーク』は日本海の海風を浴びながらのびのび走り回って育つので、旨みたっぷりの美味しい豚さんになるのです。
そんな健やかな環境で育てている「マルナガファーム」の豚さんの中から、「上等級以上の雌豚」だけが『まる姫ポーク』になります。
食べさせる餌の配合にもこだわっている、島根県江津市産のブランド豚。
島根中の旅館やホテルの食材に採用されている、お取り寄せの価値がある逸品です。
江津市名物・お取り寄せで味わえる『まる姫ポーク』。
そんな江津市名物の『まる姫ポーク』は、オンラインショップ からお取り寄せできます。
「精肉セット」「焼肉セット」「ハム・ソーセージセット」などいろんな商品がありますが、中でもおすすめなのは簡単に食べられてゴージャスな以下の2商品。
家族の団らんや友達どうしのバーベキューなどに最適です。
まる姫ポークのしゃぶしゃぶセット
4種類の部位をしゃぶしゃぶで味わえるお得なセット。
『まる姫ポーク』ならではの柔らかさとジューシーさを堪能できます。
中身はロース・バラ・肩ロース・モモの各300グラム。
約3~4人前あるので、ご家族やグループでお腹いっぱい食べられます。
※お肉をたくさん食べる人は約2~3人前
まる姫ポークの無添加生ソーセージセット
添加物を使わずに丁寧に作った無添加ソーセージ。
加熱もしていないため、肉や脂が酸化していないフレッシュな味わいです。
食の安全にこだわる人や、本物のソーセージの美味しさを楽しみたい人におすすめ!
ほかにもいろんな部位や食べ方別の精肉や、味付け済で焼くだけの便利なパックなどがあります。
現地で味わう『まる姫ポーク』は格別。江津市の『神楽の里 舞乃市』へGO! ~道の駅の『まる姫ポーク』メニュー ~
そして『まる姫ポーク』を現地の江津市で味わえるスポットもあります。
それは江津市のドライブイン『神楽の里 舞乃市(かぐらのさと・まいのいち)』。
山陰のメインストリート・国道9号線沿いにあって、3つのレストランで個性豊かな『まる姫ポーク』メニューを食べられます。
大黒食堂
写真上から「オロチ丼」「厚切りステーキ丼」「ローストポーク丼」。
ボリュームたっぷりの厚切り肉がうれしく、『まる姫ポーク』をガッツリ食べられます。
1番人気は「オロチ丼」で、石見(いわみ)地方(島根県西部)の郷土芸能「石見神楽(いわみかぐら)」がテーマのご当地グルメ‟神楽めし”のひとつ。
8つの首を持つヤマタノオロチにちなんで8枚のカツを載せています。
これが全て『まる姫ポーク』のロース肉という贅沢ぶり!
「ドライブインの昼食メニュー」と侮るなかれ、これを目当てに訪れる旅人もいる逸品です。
ほかに大定番の「トンカツ定食」などもあります。
麺やオロチ
気さくなムードのラーメン屋さん。
写真上から「オロチラーメン(唐辛子入りスープ)」と「ルーロー飯」で、ラーメン類には自家製の「まる姫チャーシュー」がトッピングされています。
恵比寿市場
ボリュームたっぷりの『まる姫ポーク』のメンチカツを挟んだ「メンチカツバーガー」がおすすめ!(写真上)
『恵比寿市場』は江津市と石見地方のお土産が盛りだくさんのショップで、『まる姫ポーク』の精肉やハム・ソーセージなども販売しています。
「名物なし」と言われた江津市に名物を。 『まる姫ポーク』誕生の物語。
江津市は‟白砂清松‟を絵に描いたような、のどかで美しい街です。
ですがこれと言った名物がなく、昔は「名物なし」とまで言われていました。
「そんな江津市に江津市ならではの名物を作りたい! と考えて打ち出したのが『まる姫ポーク』です」
と、『まる姫ポーク』の販売と流通に取り組む浅利観光株式会社の常務取締役・植田智之さんは語ります。
「『まる姫ポーク』は約45年前から江津市で育てられていました。ですが生産元のマルナガファームさんは豚を美味しく育てる技術は素晴らしいものの、宣伝がお得意でなかったために、その美味しさに反してブランド化はされていませんでした。そのため地元の人々もほとんど存在を知らず、ただ‟江津市産の豚肉”として売られていたのです」
それを見出した植田さんたちが、
「こんなに美味しい豚が無名のままとはもったいない!」
と、『まる姫ポーク』のブランド化に尽力。
地元住民から公募した『まる姫ポーク』という名前(小学生が考案)を付けて、江津市発のブランド豚として売り出したのです。
「おかげ様で今や‟江津市の美味しいブランド豚”として認知されるようになりました。素晴らしい『まる姫ポーク』を育てているマルナガファームさんに自信を持っていただき、江津市の人々にも‟きれい好きで繊細な豚が美味しく育つ土地”として、江津市を自慢に思っていただければうれしいです」
島根県江津市で生まれ育ち、加工・販売まで江津市で行なっている安心安全な豚肉。
江津市のご当地グルメ『まる姫ポーク』をぜひ味わってみてください。
- DATA
まる姫ポーク (浅利観光株式会社/マルナガファーム)
HP:http://www.asari-g.jp/mainoichi/pork/index.html
オンラインショップ:https://iwami-label.com/
<神楽の里 舞乃市>
住所:島根県江津市後地町3348‐113
電話: 0855-55-1155
営業時間: ※店舗ごとに異なるためホームページをご参照ください
定休日: 無休
取材協力・
写真提供:
浅利観光株式会社/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら)