エポラコラムサイト

【健幸ファーム いづも農縁/出雲市】安全な野菜を自然に摂れる“国産オーガニックサプリメント”を製造。

2019年7月10日

有機JAS認証を受けた自社農場で、モロヘイヤとえごまを栽培。「健康第一」をモットーにナチュラルで安全な“国産オーガニックサプリメント”を造っている。

他にはないナチュラル&オーガニックな“国産サプリメント”。

「野菜不足」が叫ばれる昨今、「たくさんの野菜を効率良く摂りたい!」と考える人は多いはず。
ですが、ご存知のとおり野菜を大量に食べるのは大変です。さらに野菜不足の対策に手に取られがちな野菜ジュースは、実は糖質や果汁が多かったり、青汁は味や作る手間の関係で続けにくかったりと、野菜不足は一筋縄では解消できません。

「そんな現代人の悩みに応えたい」、と自ら有機野菜を育ててナチュラルなサプリメントにしている会社があります。
『健幸ファーム いづも農縁』。
有機JAS認証を受けた自社農園で、豊富な栄養価で知られるモロヘイヤと、ヘルシーな油が採れるえごまを栽培。さらにこれらの健康な土に根ざした有機農産物を、食の安全にこだわった本物の「健康食品」にしてお届けしています。

自ら原料を栽培する健康食品会社はまれで、それをオーガニックで育てている健康食品会社はさらにまれ。加えて、栽培から商品の袋詰めまでの全工程で有機JAS認証を取得して、安心・安全にこだわった「健康食品」としています。

『いづも農縁』の自社農園。豊かな自然が残る中国山地から、一級河川・斐伊川が運んできた肥沃な土で、無農薬栽培を行っている。

夏はほど良い陽射しが降り注ぎ、冬は潤いたっぷりの雪(水分)に恵まれる出雲平野は、健康で美味しい野菜の栽培に最適。

「自然食品としての健康食品」を目指す。

『いづも農縁』のこだわりは、「健康な作物を育てる健康な土づくり」と、そこから生まれた無農薬野菜を自らの手で製品化することです。

より美味しく・より栄養価が高い作物となるように、種づくり・土づくり・栽培方法の研究を重ねています。さらにそうして出来た有機農産物を加工する際には、成分を不自然に抽出したり、化学的に合成したりはせず、あくまで“天然の成分”をそのまま生かしています。

開業は1987年で、健康食品の販売は1994年に開始。当初は原料のモロヘイヤをJAから仕入れていましたが、2000年には自社栽培に切り替えて農業にも参入。さらに2006年にえごまの栽培も始めて、翌2007年からはえごまのサプリメントも造り始めました。

そして現在。モロヘイヤとえごまを中心とした、様々なサプリメントや加工食品を販売しています。

出雲の素材にこだわった「自然食品としての健康食品」をお届け。

素材の栄養をギュッと濃縮!

『いづも農縁』の主力商品は、無農薬・無化学肥料栽培のモロヘイヤを使ったサプリメントたちです。
さらに乾燥粉末やお茶などの加工食品にもして、お好みとライフスタイルに合わせた「野菜不足の解消」を応援しています。

モロヘイヤは「王様の野菜」と呼ばれる高栄養野菜で、ビタミン・鉄分・カルシウム・ポリフェノールなどの栄養素を豊富に含んでいます。加えて、水溶性の食物繊維と不溶性の食物繊維をバランスよく含むので、女性に多いお通じの悩みもサポートしてくれます。

さらにポリフェノールの中でも特に作用の強い「ケルセチン」や、体内でビタミンAに変わる「βカロテン」も豊富に含有。いずれも他の野菜と比較して抜きん出た量を誇っており、健康と美容を強力にサポートしてくれます。

20年以上に渡って研究を重ね、独自の栽培方法と自家採種(自ら作った作物から種を採ること/普通の農業は種苗会社が作り出した大量生産用の品種の種を毎年購入する)のシステムを確立。一般的なモロヘイヤよりも、さらに高栄養なモロヘイヤを作っている。

「有機栽培の健康なモロヘイヤを作りたい」「出雲の特産品に育てたい」という想いで無農薬・無化学肥料を貫く。

社長の吉岡佳紀氏の近影。

健康を追求した上で、お客様に感動を届ける。

「モロヘイヤを作っている農家は多くても、安全と食べるお客様の健康を気遣い、それを追求している農家はほとんどありません」と『いづも農縁』社長の吉岡佳紀氏は語ります。

「そして栽培方法から研究できる環境を持ち、食べたお客様の声を畑にフィードバックしている会社となると、さらにまれです。だからこそ、我々は自社栽培かつ無農薬栽培にこだわって、収穫の時季だけ農薬を使わない“名ばかり無農薬栽培”にはせず、農薬を一切使わない“本物の無農薬栽培”にこだわっています」と続けます。

「そうすると、当然のごとく手間と時間が膨大にかかりますが、これも『いづも農縁』のポリシーゆえです。
ただ商品を売るだけでなく、“お客様の健康を守り、共に健康を追求していくための媒体”としての“健康食品”にこだわっています」。

有機モロヘイヤのサプリメント。特殊製法によって凝固剤やつなぎ剤・着色料などの添加物は一切使わず、モロヘイヤ100%の粒に仕上げている(1粒に生葉6枚分)。

青汁によく使われる大麦若葉やケールと比べても、『いづも農縁』のモロヘイヤは抜きん出た栄養価を誇る。

そう語る吉岡氏の想いは、作る農産物と「健康食品」に確かに反映されています。
たとえば『いづも農縁』のモロヘイヤに含まれるベータカロテンは、ブロッコリーの約12.5倍。そしてビタミンCはカボチャの約4倍、カルシウムはほうれん草の約5.3倍、葉酸はケールの約2倍、ビタミンB1はトマトの約3.6倍と、こだわりの有機肥料と独自の栽培方法によって、もともと高いモロヘイヤの栄養価をさらに高いものとしています。

タマネギに多く含まれる注目のポリフェノール「ケルセチン」も豊富で、タマネギの可食部分100gあたり120mgに対し、680mgと約5.7倍もの量を含む(『いづものモロヘイヤ100』12粒でタマネギ約12個分のケルセチンが摂取可能)。

「緑が濃い=良い野菜」ではない。本当に安全な緑黄色野菜とは?

「普通のモロヘイヤは、葉を多く茂らせるために収穫直前に肥料を多くあげたりします。ですが、『いづも農縁』のモロヘイヤはそういった調整はしません。なぜなら、肥料を過剰にあげると「硝酸態窒素(しょうさんたいちっそ)」という有害な物質ができやすくなるからです。これはいわゆる「アク」や「えぐみ」で、味を悪くする上に、人体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。そうなった野菜は不自然に緑が濃く、逆に適度な肥料で自然に育てた野菜はやや黄色がかった柔らかな緑色になります。一方で、味はとても濃厚になって、モロヘイヤ本来の旨みや甘みが引き出されるんです」。

驚きの逸話ですが、これは農家の間では常識なのだそう。さらに有機堆肥を適度に与えると、土の中に微生物が増えます。このような“生物多様性”が保たれている土は、地力が高まって病害虫の被害も出にくくなるそうです。

土にもともといる生き物の力によって、肥沃で健康な土を作る――自然との共存を果たし、自然の摂理を妨げない農業によって、元気で栄養たっぷりの野菜を作っているのです。

強い農薬が使われがちな“除草”も、ハンディー草刈機や手作業でエコに行う。「雑草が一番元気な8月~9月はスタッフに腰痛が増えますが、やめる訳にはいきませんね」と吉岡氏は笑う。

『いづも農縁』のもう一方の主力商品・えごま。現代人に不足しがちなオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)が約60%以上も含まれており、それと対をなすリノール酸が過多な現代の食生活を整えてくれる。

手作業で種を採り、その種から“低温圧搾法”で油を生搾り。油が酸化しやすい一般的な搾り方ではなく、ゆっくり時間をかけて成分と風味を保つ。

「こうした姿勢を貫くのは確かに大変ではありますが、お客様の健康のために、これらの約束を破るわけにはいきません」と吉岡氏は語ります。

「さらに農業は“衰退産業”と呼ばれていますが、それは農業そのものの問題ではなく、流通システムの問題だと考えています。作り手とお客様の距離が離れるほど、農産物にこめた想いや、それから受けられる感動も薄れてしまいます。当社はお客様にダイレクトに商品をお届けし、お客様の信頼を得て、こだわり抜いて作った“健康食品”による“感動”を届けられるように努めています」。

真摯で丁寧な“ものづくり”こそが、高品質な商品と健康につながる――『いづも農縁』の真面目で正直な姿勢が、「出雲のモロヘイヤとえごま」という新たな名産品を生み出しています。

「地域を元気にする農業」と「作り手が暮らしていける農業」も目指し、作り手と食べ手の双方の幸せを追求。

- DATA
健幸ファーム 株式会社いづも農縁

HP: http://izmo.jp
住所:島根県出雲市稲岡町281

電話:0853-23-7501
営業時間:9:00~18:00(月~金)/10:00~16:00(土)
休日:日・祝・年末年始・お盆

取材協力・ 写真提供: 株式会社いづも農縁/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

Related Posts
関連記事

メニュー
epauler公式ショップ