エポラコラムサイト

奥出雲のローカル線のそばにたたずむ、カントリーなおもてなしカフェ。【ippo(イッポ)/島根県雲南市大東町下久野】

2023年1月16日

ippo(イッポ) 出雲から車で約1時間。
まるで隠れ里のような風情がただよう雲南市の久野地区に、木の温もりたっぷりのカフェがオープンしました。

ここは『ippo(イッポ)』。
豊かな自然とのどかな田園風景に囲まれた、ナチュラルなカフェです。

自家製野菜や季節のフルーツによる手作りスイーツは、早くも地元で評判!

芥川龍之介が愛した東京・銀座の名店から取り寄せた無農薬コーヒーで、癒しのひとときを過ごせます。

【営業日】 土曜・日曜 (不定休あり)
【営業時間】 12:00~16:00

ippo(イッポ)

癒し感あふれるのどかな里山カフェ。美味しいコーヒーとスイーツで充実の休日を!

出雲の山あい、雲南市久野地区。
喧騒とは無縁の静かな里山に、カフェ『ippo(イッポ)』はあります。

温もりあふれるウッディな内装は、築100年超えの母家の古材を再利用したもの。

地元産の野菜や果物による自家製スイーツ、銀座で110年も続いている「カフェーパウリスタ」から取り寄せた無農薬・無化学肥料のコーヒーで、温かくおもてなししてくれます。

奥出雲おろち号 近くを走るJR木次線は、可愛いおもちゃ箱のような一両編成の列車!
春~秋にかけては有名なトロッコ列車「奥出雲おろち号」(写真)と出会えるかも!?

※トロッコ列車「奥出雲おろち号」の運行は2023年度で終了

『ippo』の店内は広々としたフローリングと個室感覚のロフト、バリアフリーな土間があり、思い思いにくつろげます。
晴れの日には大きな窓から陽光がさんさんと射しこんでとっても爽やか!

窓の外にはこんもりなだらかな清久山 (せいきゅうざん)がそびえ、近くには郷愁たっぷりのJR木次線、目の前には自家菜園と、のどかを絵に描いたようなロケーションです。

ippo(イッポ)

「自然の中にあるアットホームなカフェですので、ぜひのんびりゆったりお過ごしください。小さいお子さん連れのママさんも大歓迎です! 普通のテーブル席のほかにプライベート感のあるロフトスペースや、お子さんが座りやすいミニテーブルなどもありますので、忙しい日常を忘れてくつろいでください」

と、オーナーの陶山清男さん。

カフェの隣に広がる芝生の庭では、なんとキャンプやデイキャンプができます。

さらに同じ平屋の棟には宿泊できる和室(定員3名)もあって、田舎暮らしや田舎体験を楽しめます。

薪ストーブ 冬のカフェでは薪ストーブが焚かれて、さらに温もりあふれる空間に!
温かいコーヒーと美味しい季節のスイーツで、ほっこり癒しタイムをどうぞ。

『ippo』のスイーツ

こだわりいっぱいの『ippo』のスイーツ。春夏秋冬の里山の恵みを美味しくアレンジ!

『ippo』で食べられるのは、自家製野菜やフルーツなどを使ったスイーツです。
目の前の自家菜園でとれた野菜や、地元のイチゴ農園のイチゴなどを使って、季節感たっぷりに手作りしています。

お食事メニューはありませんが、季節の野菜たっぷりのキッシュをランチ代わりにいただくお客さんが多いそう。

ほかにも季節限定のドリンクなどがあり、ケーキ以外のスイーツとキッシュはテイクアウトもOK!
※店頭注文(在庫限り)/予約OK(Instagramのメッセージから)

そんな『ippo』自慢のスイーツをご紹介します。

●スコーン

軽食がわりにもなる、食べごたえしっかりのスコーン。
お皿に2個盛られて、自家製バタークリームとご近所の「三島ファーム」のいちごジャムが付きます。

紅茶文化のメッカ・神戸のお客さんに「今までこんな美味しいスコーンは食べたことがない!」と驚かれたというこだわりの味です。

●チーズケーキ

チーズケーキ

湯煎の熱で時間をかけて焼きあげた、チーズ感たっぷりの濃厚なチーズケーキ。

プレーンなチーズケーキのほか、季節の野菜やフルーツを加えたり、外側をバナーで炙ってブリュレ調に仕上げたり、バラエティ豊かなアレンジが登場します。

フルーツタルトなど、その他のケーキ類も気まぐれでメニューに並びます。

●マフィン

マフィン

いろんな旬の食材が入ったカントリーなマフィン。

抹茶、ゆず、いちぢく、ゴマおさつ、ハニーレモン、モカナッツ、バナナナッツアールグレイ、ブルーベリークリームチーズなど、アイデアいっぱいの楽しい味が続々!

ときに何度も試作を重ねることがあるこだわりの味で、テイクアウトの人気メニューでもあります。

●キッシュ

キッシュ

自家製野菜がたっぷり入ったボリュームたっぷりのキッシュ!
『ippo』には食事メニューがないため、ランチ代わりに注文する人が多いそうです。

ほうれん草、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいもなど、丹精こめて育てた野菜がぎっしり!
季節の味をたっぷり詰めこんだ、里山の恵みを感じられるキッシュです。

カフェの庭でキャンプができる!

カフェの庭でキャンプができる! 日帰りや泊りがけで久野地区の自然を満喫。

『ippo』の芝生の庭では、なんとキャンプができます!

設備は『ippo』のトイレ、水道(食器洗剤・スポンジあり)、シャワー(シャンプー・ボディーソープ・ドライヤーあり)が使えて、テントサイト用の電源もあり!

さらに『ippo』の自家菜園から、野菜を収穫してキャンプ飯に使うこともできます。
※季節やタイミングによっては収穫できないことがあります

ippoの庭キャンプ

キャンプ料金が1人あたりワンコイン(!)というお手軽さも魅力。
静かな山里でスローなアウトドアを楽しめます。

【ippoの庭キャンプ】
キャンプ料金: 1名 500円

※テント・タープなどのキャンプ用品は要持参
※焚火は禁止
※ゴミはお持ち帰りください


田舎体験

自然いっぱいの久野地区で田舎体験。「カフェ泊」で楽しむカントリーライフ。

『ippo』のオーナーの陶山さんは、畑や田んぼも所有しています。

それらを舞台にしたさまざまな田舎体験を受け付けていて、草刈り、田植え、畑の種まき、薪作り、野菜や稲の収穫など、農業や自然とのふれあいを楽しめます。

収穫した野菜を使って料理をしたり、昔ながらの羽釜でご飯を炊いたり、近くの自然農の農家さんにエコな農業を学んだり、非日常のカントリーライフやお子さんの情操教育にピッタリ!

体験の後はカフェに併設された簡易シャワーで汗を流したり、カフェと同じ棟の和室に泊まることもできます。

レンタルスペース

さらに『ippo』のカフェスペースは、イベントなどのレンタルスペースとしてもご利用OK!

【レンタルスペース料金】
2時間未満  1000円
2時間以上〜4時間未満 2000円
4時間以上〜  3000円

※レンタルスペースのお申し込みはInstagramのDMから

お手頃なレンタル料金で、趣味の集いやヨガ教室、ミニコンサートなどを開けます。

こうしたイベントの予定は『ippo』のInstagramでチェック!
参加者として楽しむこともできます。

かみくの桃源郷 『ippo』がある久野地区には、水遊びやヤマメのつかみ取りなどが楽しめる「かみくの桃源郷」や、イチゴ狩りができる「三島ファーム」など、自然豊かなレジャースポットがいろいろ!

神社やお寺が点在するのどかな田園風景の中をゆったり散策するのもおすすめ。

Ippo

- DATA
Ippo (イッポ)

Instagramhttps://www.instagram.com/ippo_0724/

住所:島根県雲南市大東町下久野175-1

営業時間:12:00~16:00
営業日:土曜・日曜
※イベント・天候などにより臨時休業あり (最新の営業情報はInstagramに掲載)
※テイクアウト・キャンプ・レンタルスペース等のご予約はInstagramのメッセージから受付

駐車場:5台
※カフェまでの道が山道で、駐車スペースが狭いため気をつけてお越しください
(冬は雪がよく積もるので道路情報を要チェック!)

取材協力・ 写真提供: Ippo/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

Related Posts
関連記事

メニュー
epauler公式ショップ