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「日本のおやつ」はこんなに美味しい! 鳥取のお米や豆で作った昔ながらのポン菓子。【深澤製菓/鳥取県鳥取市】

2022年5月2日

ポン菓子 「ポン菓子」とは、お米や豆などに熱と圧力をかけて、ふんわり膨らませたお菓子のこと。
昔懐かしい味と素材のヘルシーさで、いま改めて注目されています。

そんな素朴な美味しさを守り続けてきたのが、鳥取県の深澤製菓。
創業70年の老舗で、鳥取の良質なお米や豆を原料に、無添加にこだわって作っています。

そのモットーは「懐かしさと新しさをバランス良く、幅広い年代に支持されるお菓子作り」。

黒胡椒やハーブソルトなどの新たなフレーバーも取り入れ、スナック感覚の「ポン菓子」をリリース♪
可愛いひと口サイズの「フカポンシリーズ」など、おやつや軽食などに人気です。

※オンラインショップあり

フカポンシリーズ

良質な素材をサクサクのスナックに! 素朴でヘルシーな「ポン菓子」とは?

お米や豆を、ふんわり柔らかく膨らませた「ポン菓子」。
誰もが食べやすいサクサクした食感と、やさしい味わいで人気です。

味付けも砂糖・水飴・塩などが基本の、シンプル&無添加。
そんな伝統を守りながら新しい美味しさを追及しているのが、鳥取市の『深澤製菓』です。

昔ながらの製法を軸に、自然で美味しいおやつを丁寧に手作り。
地元・鳥取産と国産にこだわって、多彩な「ポン菓子」を作っています。

PON! 看板商品の「PON!(フカポンシリーズ)」はグルテンフリーなので、小麦粉アレルギーの人でも安心♪
カナッペのようにアレンジして食べるのも粋(いき)。

ねぎみそ・しょうゆ・えびなどの和の味付け 原料がお米や豆だから、口さびしい時の軽食にもオススメ。

「昔ながらのポン菓子」はねぎみそ・しょうゆ・えびなどの和の味付けとおせんべいのような形で、忙しい時につまむのにピッタリ!

ナチュラルなお菓子 原材料は地産地消をモットーに厳選。
添加物も極力抑えたナチュラルなお菓子。

伝統の味から今どきフレーバーのスナックまで。めくるめく「ポン菓子」の世界へようこそ! ~種類と魅力~

『深澤製菓』のポン菓子は、以下の4種類あります。

・8つのフレーバーを楽しめる「PON!(フカポンシリーズ)」
・素材そのものの味を楽しめる「PUFFED」
・和の伝統を大事にした「昔ながらのポン菓子」
・昭和レトロな鳥取伝統のポン菓子「おいり」

それぞれ違った魅力があり、お好みの食感や味を選べます。

●PON!(フカポンシリーズ)  420円(税込)

PON!(フカポンシリーズ)

PON!(フカポンシリーズ)

ふっくら膨らませたお米に、今どきのフレーバーで味付けした新感覚の「ポン菓子」。

レトロなプレーンを筆頭に、キャラメル(鳥取大山産バター&生クリーム)・抹茶(京抹茶)・黒糖玄米・塩(自然塩)・ハーブソルト(バジル、パセリ、オレガノ、タイム)・黒胡椒・カレーと、8種類の美味しさを楽しめます。

特におすすめなのは「塩」で、有機玄米を特殊な製法で焼きあげたポンせんべいに、自然塩でナチュラルに味付けした爽やかなサラダ味。

他の「PON!」シリーズもベースのお米は鳥取県産または国産の有機玄米で、とってもヘルシーです。

●PUFFED  220円(税込)~430円(税込)

PUFFED

PUFFED

素材そのものの美味しさを楽しめる、良質な原料を秘伝の製法で焼きあげたシリーズ。

種類は黒豆・有機玄米せんべい・玄米・白米の4つで、どれも味付けなしでポン菓子にしているので、素材の味が口いっぱいに広がります。

豆は芯から膨張させているので、炒り豆のような固さはなくふんわりサクサク♪
お米が原料の3種類も、名前どおりパフパフとしたやさしい食感です。

料理やスープのトッピングに、牛乳や豆乳をかけてシリアル風に、離乳食に、いろんな食べ方ができます。

●昔ながらのポン菓子  310円(税込)~380円(税込)

昔ながらのポン菓子

昔ながらのポン菓子

日本の伝統的な味付けにこだわった、昔懐かしいポン菓子。
丸いおせんべい型と和のフレーバーがとってもレトロ♪

種類はえびポンセン・玄米ポンセン・ねぎみそポン・しょうゆぽんせん・米せんべいの5種類。
昭和レトロなおやつとして、お酒のおつまみとして、お子さんから大人、お年寄りまで好評です。

米せんべい・しょうゆぽんせんは鳥取産の食材と伝統製法で作られた「鳥取県ふるさと認証食品」に認定されています。

●おいり  380円(税込)~600円(税込)

おいり

おいり

鳥取県で昔から愛されている伝統的なポン菓子。
ポンしたお米(おいり)に水飴やショウガなどをからめた、素朴で懐かしい味わいです。

因幡(いなば/鳥取東部)に伝わるひな祭りのお菓子で、めでたい縁起物でもあります。

種類はとっとり駄菓子おいり・玄米おいり・鳥取のおいりの3種類。
鳥取のおいりは生姜・黒糖・抹茶・海苔の4つの味がアソートされた限定商品で、たくさんの味を楽しめます♪

新感覚の味や食感に! 伝統の製法を守りつつ、さらなる工夫で新感覚の味や食感に!
同じシリーズの中でもフレーバーで違いを楽しめる♪

常温で長期間保存OK ポン菓子は水分をほとんど含まないため、常温で長期間保存OK(製造日から120日~180日) ローリングストック用の保存食や非常食にもおすすめ!

ポン菓子

伝統を軸に新しさを追及! 創業70年の老舗ポン菓子店の取り組み。

『深澤製菓』の始まりは、戦後まもない1946年でした。
初代の深澤泰三さんが大阪で修行を積み、かりんとうと有平糖(飴細工に使う粘度の高い飴)を合わせた「奉天」というお菓子を作り始めた事がきっかけでした。

これが好評を呼び、徐々に工場を広げて飴なども作り始めました。
その後も会社は順調だったものの、「奉天」作りにはとても手間と労力がかかったため、2代目の深澤泰洋さんがより作りやすい「ポン煎餅」を作り始めました。

さらにポン菓子全般にも手を広げ、「奉天」や飴のノウハウを応用して「おこし」状のポン菓子や、鳥取伝統の「おいり」も作り始めました。

深澤製菓

ですが3代目の深澤貴洋さんが家業を継いだとたん、2代目の泰洋さんが病気でリタイア。
30歳を機にサラリーマンを辞めて入社した貴洋さんは、右も左もわからないまま悪戦苦闘することになったのです。

苦労を重ねてなんとか会社を維持したものの、お菓子の流行や嗜好の変化もあり、それだけでは経営が困難に。

そこで前職の経験を活かしてネット販売や宣伝を始めたところ、「昔懐かしいのに新しいポン菓子!」と話題になり、テレビや雑誌の取材が殺到したのです。
さらにいろんな企業とコラボ商品を作ったり、さらなる新感覚の「ポン菓子」を生み出したりで、会社はすっかり盛り返しました。

そして「ポン菓子」そのものの新たな可能性も、さらに広がっていきました。

ポン菓子

「自然な原料と素朴でやさしい味わいの『ポン菓子』は、アレルギーの方や添加物が気になる方にもおすすめです。さらに数ヶ月から半年近く日持ちするので、非常食にもなります。
忘れもしない東日本大震災の時には、ご縁あって『ポン煎餅』を被災地にお送りいたしました。その後お礼のお手紙をたくさんいただき、少しでも力になれたという喜びと、新たな『ポン菓子』の可能性を感じました」

‟昔懐かしいおやつ”というイメージが強い「ポン菓子」。
そのためかつてのお客さんは50代~70代が中心だったそうですが、‟体に優しいナチュラルなお菓子”として、若い世代や子育て世代にも広がっています。

お子さん向けの無添加のおやつ、オーガニック嗜好に合う安全なお菓子、オシャレな雑貨屋さんで映える新感覚のスナックとして、たくさんの人々に愛されています。

アイデア次第で食べ方いろいろ! フルーツやヨーグルトと合わせてデザート風に。
アイスクリームのトッピングに。
アイデア次第で食べ方いろいろ!

懐かしいのに新しいヘルシーなおやつ♪

直売店 鳥取県鳥取市の直売店では、すべてのポン菓子に加えて割れ・欠けなどを集めたお得なパックなども販売♪
オンラインショップを兼ねたホームページからお取り寄せもOK!

- DATA
有限会社 深澤製菓

HPhttps://www.oiri.jp/
オンラインショップ:同上

住所:鳥取県鳥取市南安長2丁目78-2
電話:0857-22-4863
営業時間:10:00~18:30(直売店)
休日:水・日・祝日

取材協力・ 写真提供: 有限会社 深澤製菓/無断転載禁止
ライター:風間梢(プロフィールはこちら

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