髪の毛を生やすためには、筋トレがおすすめです。
その中でも、スクワットは初心者でも簡単にできる方法なので挑戦してみましょう。
しかし、闇雲にスクワットをしていても意味がありません。
正しいやり方をマスターする必要があるので、育毛のための方法をまとめてみました。
デスクワークが多い人は、特に挑戦して損はありません。
髪の毛に悩みを抱えているのなら、特に挑戦してみてください。
筋肉と髪の毛の関係
育毛のためには、筋トレがおすすめだと紹介しました。
よくわからない人は、まず髪の毛と筋肉の関係を把握してみましょう。
先に言っておきますが、筋トレは直接的に育毛の手助けをしていない点だけは、ご留意ください。
そうはいっても、筋トレをしていない人は、育毛がスムーズに実感できていないはずです。
少なくとも、普段から筋トレをしていない人は、以下のように髪の毛の成長を邪魔しているかもしれません。
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- 代謝が落ちて酸素や栄養が届けられない
- 精神的に不安定になって髪の毛の成長を邪魔する
このように、筋肉は髪の毛にとって、欠かせない存在のひとつです。
運動不足になっている人ほど、髪の毛の悩みを抱えている率が高くなります。
※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法
どちらにしても、筋トレを習慣化しておいて損はないので、運動不足の人こそやってみて損はないですよ。
その中でもスクワットは、これから筋トレを始める人にはちょうどいい方法になります。
スクワットをする意味とは?
スクワットとは、簡単にいうと屈伸運動です。
正しい方法で続けていると、育毛としての効果が期待できます。
しかし、筋トレの中でも、なぜスクワットが初心者にちょうどいいのか、よくわからない人もいるはずです。
それは以下のようなポイントがあるから。
しかも簡単にできるので、ズボラでなかなか筋トレが続かない人こそ、挑戦する価値があるんです。
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- 体の中でも大きな筋肉を鍛えられるから
- スクワットは体の下側にある筋肉だから
スクワットは、体の中でも大きい筋肉がある部位を鍛えます。
しかも、場所が下側にあるのも大きなポイントです。
髪の毛に対するスクワットの効果
スクワットというのは、基本的に下半身を鍛えるための運動です。
この下半身というのがポイント。以下のような効果が期待できます。
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- 血流を上に押し上げてくれる
- メンタルも安定しやすい
じつは、スクワットで下半身を鍛えると、筋ポンプ作用によって血流が増大し、育毛にプラスの影響がでてくるんです。
髪の毛の成長では大事になる血液の流れを、うまくサポートしてくれるので、必要な栄養や酸素を届けやすくなるというわけです。
筋ポンプ作用とは、手足(目的の部分)を動かすと、筋肉が収縮して血管を圧迫し、血液を上へ押し上げてくれることを言います。=血流を改善させる効果
※引用:医療法人社団相和会より
また、筋肉そのものを鍛えると、それだけでテストステロンなどの、メンタル面でもいい効果が期待できるでしょう。
体の中でも大きな部位の筋肉を鍛えるので、より育毛にいい影響を与えてくれます。
短期的なストレスがmPFC興奮性神経細胞のドパミンD1受容体を介して樹状突起を造成させ,ストレス抵抗性を増強すること,長期的なストレスがmPFCドパミン系の応答性を減弱させるとともに,mPFC興奮性神経細胞の樹状突起を萎縮させ,抑うつ行動を誘導することを紹介した(図2)。
※引用:日本生物学的精神医学会誌より
他の記事でもコメントしたように、育毛をする上でメンタルは大事な部分となります。
通常ではメンタルを鍛えるのは難しいですが、筋トレだけでメンタルが安定するのなら、挑戦しない手はありません。
※参考:髪の毛の成長にはストレス以外にもメンタルは重要?日頃から何するべき?
注意するポイント
ただし、スクワットがいくら簡単といっても、正しいやり方をマスターしておく必要があります。
特に極端にスクワットばかりをしていると、逆効果になってしまうのは有名な話です。
ストレスが逆に溜まってしまうという研究結果もあるほど、育毛としてもあまり良くありません。
乳酸性作業閾値以上の運動によりストレスホルモンである副腎皮質刺激ホルモンが亢進し、交感神経系が亢進すると言われているため、低負荷の運動でもストレス軽減効果が見られるか等、運動強度についても再検討する必要があると考えられる。
※引用:運動がストレスに与える影響に対する客観的評価の検討
初心者ほど、やればやるほど効果があると勘違いしがちです。
むしろ、慣れるまでは少ない回数で、正しいフォームを守りながら続けることを意識しましょう。
気軽に始められるおすすめのスクワットのやり方
スクワットは、簡単にいうと屈伸運動です。
膝の曲げ伸ばしを繰り返して、脚の筋肉に負荷を与え続けます。
それだけなのですが、ここぞというタイミングで始めて、正しいフォームを守らないと効果が実感できません。
どのようにスクワットをするべきか、簡単にまとめてみたので要チェックです。
また、回数としては、「10回×3セットが目安」になります。
ゆっくりでいいので、無理のない範囲でスクワットを続けて、徐々に増やしていきましょう。
これも、適切に足の筋肉に負荷をかける方法のひとつです。
スクワットを始める前は、しっかりストレッチをして筋肉をほぐしておくと、より安全に筋肉が鍛えられます。
正しいフォーム
スクワットは簡単と何度も紹介していますが、唯一気にするべきなのはフォームです。
正しい姿勢をキープしながらスクワットをしないと、うまく筋トレの効果に繋げられません。
そこで以下のポイントを意識して、うまくスクワットをしてみましょう。
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- 肩幅より若干広く足を広げて立つ
- 胸の前で腕をクロスしておく
- ゆっくりと腰を下ろして膝を曲げる
- 背筋はスネと平行にしてキープする
- 膝はつま先より前に出ない
さらに、息を吸いながら膝を曲げて、吐きながら元に戻すのもポイントです。
酸素も、筋トレの効果をアップさせる大事な要素となるから。
ゆっくり深呼吸をしながらスクワットができれば、代謝もアップしやすく、髪の毛の成長のサポートとして役立ちます。
スクワットの種類
また、スクワットには種類があります。
上記で紹介した方法は、あくまで基本です。
同じスクワットばかりをしていても、同じ箇所ばかりが鍛えられます。
徐々に効果が実感しにくくなる人もいるので、そんな時は以下の種類のスクワットに挑戦してみましょう。
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- ジャンプスクワット:膝を伸ばす時にジャンプをするスクワット
- ピストル・スクワット:片足を浮かせてするスクワット
- スプリット・スクワット:足を前後に開いた状態でするスクワット
基本的に、鍛えたい場所によって使い分けしてみてください。
また、体型や柔軟性も関係してくるから、自分に合ったものを取り入れると効果的です。
おすすめのタイミング
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- 朝起きた時⇒朝起きてすぐは血流が悪いからちょうどいい
- デスクワークの合間⇒座りっぱなしだと血行が悪くなりがち
- 気分は落ち込む時
スクワットは、あくまで筋肉を鍛える方法です。
育毛に直接的な効果はありませんが、血行を良くして髪の毛の成長をケアするのに適しています。
つまり、スクワットで育毛をする時は、血行と気分を最も気にしておくのが無難です。
あまりいい状態ではないタイミングでスクワットをしてみてくださいね。
スクワットで育毛効果を期待するなら正しく活用することが大事!
スクワットで育毛をしたいのなら、正しいやり方とタイミングを意識しましょう。
背筋を伸ばして、ゆっくり深呼吸しながら、膝が90度に曲がるくらいで留めるのがベストです。
また、血行が悪いと感じた時や、気分が落ち込んでいる時に挑戦してみてください。
これも、髪の毛の成長をスムーズにケアするのに適しています。
つまり、ただ闇雲にスクワットをしないようにするのがポイント。やりすぎると逆効果になってしまいます。
1日に10回×3セットを目安にしておくと、やりすぎて困ることはありません。
アプリなどを使って、スケジュールをメモしておくと、失敗が最小限に抑えられておすすめですよ。