シャンプーを使うために、頭を濡らします。
そして髪と頭皮を洗い、乾かすわけですが、この時間をできるだけ時短をしたいと思うこと、ありませんか?
頭皮の状態を整えるためにも、シャンプーを使った洗髪はとても大切。
効率よくシャンプーの時短をしたい人は、これから紹介する内容を参考にしてみてください。
もし洗髪をする時間を短くしたいとお考えの方は、この記事が参考になると思います。
シャンプーを時短する方法は2つ
シャンプーの時短には、大きく分けて2パターンあります。
- 時短する方法
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- オールインワンシャンプーを使う方法
- シャンプーを使わない方法
どちらも簡単にできる方法ですが、効果としてはかなり違いがあるので要注意です。
頭皮や毛先の状態や、ライフサイクルによって使い分けするようにしましょう。
オールインワンシャンプーでトリートメントを省く
まず、最もスタンダードな時短の方法がオールインワンシャンプーを使う方法です。
オールインワンシャンプーとは、シャンプー1本でトリートメントをこなせるアイテムのこと。
頭を洗うだけで毛先まで保湿ができるので、トリートメントをする手間が省けます。
ただし、オールインワンシャンプーであっても毛先がパサつく可能性があるので、ダメージヘアでパサつきが強い人は注意しましょう。
シャンプー以外で手間を省く方法
一般的なシャンプーを使わなくても、時短になる方法は確かにあります。
シャンプーを泡立てる手間がなくなり、さらに泡を洗い流さなくてよくなるので、かなりの時短になるはずです。
とはいえ、シャンプーの力を使えないので、皮脂がきれいに落とせないという欠点はあります。
オールインワンシャンプーの選び方
オールインワンシャンプーを使うのなら、種類を知っておくと自分に合ったシャンプーを見つけられます。
毛先がパサつくデメリットがかなり抑えられるので、シャンプー選びは必須です。
アミノ酸タイプ
まず最もオールインワンシャンプーで見つけやすいのが、アミノ酸タイプです。
シャンプーというのは、洗浄成分で髪の仕上がりが変わります。
オールインワンシャンプーに対しても同じです。
※参考:シャンプーは洗浄成分で変わる!正しい選び方とそれぞれの特徴まとめ
洗浄力が弱い洗浄成分を使ったシャンプーが、アミノ酸タイプです。
オールインワンシャンプーには、保湿成分が多めに入っているので、よりしっとり感が出せます。
つまり、アミノ酸タイプのオールインワンシャンプーは、毛先がパサつく人におすすめです。
オーガニックタイプ
オーガニックタイプのオールインワンシャンプーもあります。
名前のとおり、植物成分がメインに作られたオールインワンシャンプーです。
人工的に作られた成分は価格が控えめですが、オーガニックタイプは少し高価になります。
その代わりに頭皮への負担が少ないため、敏感肌の人が使うと効果を実感しやすいはずです。
植物成分の中には、頭皮の状態を整える効果がある成分も少なくありません。
頭皮含めて肌が弱いとお考えの方は、オーガニックタイプのオールインワンシャンプーを使ってみてください。
ノンシリコンタイプ
髪の毛や頭皮にコーティングをするのが、シリコンの大きな役割です。
とはいえ、シリコンと相性が良くない人もいるので、そんな人はノンシリコンタイプのオールインワンシャンプーを試してみましょう。
毛先や頭皮がコーティングされないので、ふんわりとした仕上がりになるのがポイントになります。
シリコンを使わずに保湿成分で髪をしっとりさせるのですが、シリコンほどのコーティング力はないと思っていいでしょう。
細毛で困っている人であっても、仕上がりが軽くてボリュームを出しやすいですよ。
泡立ちにくいクリームタイプ
オールインワンシャンプーは、保湿力がポイントになるのですが、クリームタイプだとそれが特に前面に出されています。
それは洗浄成分がほとんど含まれていないからです。
入っていてもカチオン界面活性剤程度のものです。
保湿力が上回りほどしか洗浄力がないため、リンスなどのケアアイテムでよく配合されている成分になります。
毛先はかなりしっとりするので、ダメージ毛のような乾燥がひどい人はクリームシャンプーを試してみましょう。
オールインワンシャンプーで時短をした時のデメリット
オールインワンシャンプーを使えば、お風呂の時間を時短できるのは間違いありません。
その代わりにデメリットもぜひ理解しておいてください。
オールインワンシャンプーは、保湿成分が多めに含まれています。
だからこそトリートメントが不要になるのですが、髪の毛の乾燥がひどい状態の人はその保湿成分だけでは補いきれず、オールインワンシャンプーだけ使うとパサつきが抑えられません。
あくまでシャンプーの立ち位置なので、洗浄力が上回ってしまうわけです。
ただし、クリームタイプのオールインワンシャンプーは、他の種類に比べて毛先のパサつきを最小限に抑えられます。
これは洗浄成分が弱すぎるためです。
逆に髪が乾燥していない健康的な髪の毛の人が使うと、べたつきが気になってしまうと思います。
つまり大きなデメリットとは、毛先の状態を整えるのに苦戦するということです。
オールインワンシャンプーの仕上がりをしっかり確認してから使わないと、時短したとしても満足感は少ないでしょう。
一般的なシャンプー以外の方法で時短をする
オールインワンシャンプーで満足できない人は、シャンプーを使わずに時短してみてください。
- シャンプー以外を使った時短の方法
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- 通常のシャンプーをしたくない時はドライシャンプーを使う
- シャンプーそのものを使いたくないなら湯シャン
どちらも、頭を洗う手間がかなり省けるので、時短の意味ではかなり効果的です。
通常のシャンプーをしたくない時はドライシャンプーを使う
一般的なシャンプーをやめて時短をするなら、ドライシャンプーを試してみましょう。
名前のとおり、髪や頭皮が乾いたところに、スプレーで吹きかけて頭を洗う方法です。
- ドライシャンプーの使い方
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- ブラッシングで表面の汚れを落としておく
- ドライシャンプーを頭皮に吹きかける
- 頭皮マッサージをしながら浸透させる
- 余計な水分はタオルでふき取る
これだけで頭皮の汚れを落とせてしまいます。
頭を濡らさないので、髪を乾かす時間を短縮できるでしょう。
ただ、あまり馴染みのない洗髪方法ではないでしょうか。
シャンプーそのものを使いたくないなら湯シャン
ドライシャンプーでは洗った気が起きないと思った人は、湯シャンという選択肢もあります。
湯シャンとは、シャンプー剤を使わずにお湯だけで頭を洗う方法です。
- 湯シャンのやり方
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- ブラッシングをしておく
- シャワーの温度を40度以下のぬるま湯に設定しておく
- 5分ほどシャワーのお湯で髪や頭皮を濡らす
- 水分が浸透したら頭皮マッサージをする
- 毛先がパサつく時はリンスを使って保湿する
- 水分が残らないように髪を乾かす
詳しく湯シャンについて知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
※参考:女性が湯シャンをしていいの?正しいやり方とやっていい人の特徴
一般的なシャンプー以外の方法で時短をした時のデメリット
シャンプーを使わないと、お風呂の時間がかなり時短できます。
シャンプー剤を使わないので、泡を泡立てる手間と洗い流す時間がなくなるからです。
お金の面でも節約になっていいかもしれません。
※参考:シャンプーを節約する方法は3つ!ただし目的がハッキリしていない時はやめて!
ただし、時短や節約になるメリットだけでなく、デメリットもぜひ理解しておいてください。
- 一般的なシャンプーを使わないデメリット
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- 頭皮の匂いがでるリスクある
- 毛先がべたつくorパサつく可能性がある
- 頭皮の状態が乱れるリスクも大きい
シャンプーを使わない時短の方法の大きなデメリットは、身だしなみが乱れるリスクが高まるという点です。
清潔感がなくなりやすく、まわりの印象が悪くなるかもしれないので、シャンプーを使わずに時短をする時は注意しましょう。
頭皮の状態が乱れてしまう可能性もあるので、育毛剤を使うなどして頭皮の状態をカバーしながら活用するのもおすすめです。
シャンプーは時短できるけど毎日するものではない!頭皮をもっと大事に扱おう!
シャンプーをするのが面倒なのは誰でも同じです。
時短をする方法自体はありますが、それと同時にデメリットがあるというところは忘れてはいけません。
人によっては抜け毛が増えたという声もあります。
※参考:抜け毛がひどいと感じる女性は冷静に!病院に行く前に確認するべきポイント
頭皮の状態が乱れやすいので、洗髪を時短するなら、オールインワンシャンプーを使うようにするのがおすすめです。
使いたくないのなら、育毛剤で頭皮の状態を整えるなど、工夫が必要です。
以上、ご参考になれば幸いです。