前髪を重くすると、メリットがたくさんあります。特に、前髪が薄くなってきてそれが気になり出した方は、ぜひ挑戦してみましょう。
セルフカットで前髪を重くすることができます。気軽に挑戦できるので、やり方についてもまとめてみました。重い前髪に飽きてきたとしても、ヘアアレンジで雰囲気を変えられます。イメージを変えたい方も、前髪を重めにしてみてくださいね。
重い前髪の特徴
そもそも前髪が重いとは、どういう状態かイメージできているでしょうか?以下のようなポイントに当てはまる前髪は、重いと表現されています。
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- 額が前髪で見えない
- 前髪がまとまりやすい
- ボリュームが出やすい など
前髪が重いと、顔の一部を覆い隠すことができます。そのため、髪の毛の総量は変わらないにしても、ボリュームが出たように見える点がポイントです。
重い前髪が似合いやすい人
重い前髪は、どんな人でも似合うわけではありません。
- 似合いやすい人の特徴
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- 面長で、顔の形が縦長の人だと重い前髪にすればバランスがとれる!
重い前髪は、額を隠して顔の一部を見えなくできます。この特徴のおかげで、縦長の顔の方が重い前髪にすると、バランス良く見えるようになるのですね。
もちろん、その他にも前髪を作る意味はあります。
※参考:40代なら前髪を作る意味がある!メリットとおしゃれに見えるおすすめ3選
似合いやすい方の特徴に当てはまらない方は、重い前髪ができないわけではありません。様々な髪型があるので、信頼できる美容師さんに相談すれば、バランス良く整えていただけますよ。興味がある方こそ、重い前髪にするのを諦めないでください。
前髪が薄い人が感じるメリット
重い前髪を作ると、額を隠すことができると紹介しました。これは、少なくとも顔の一部を見えにくくし、そのおかげでメリットを感じやすくできます。
- 重い前髪のメリット
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- 小顔効果が期待できる
- 目力をアップできる
- 薄毛の印象をカバーできる など
このように、見た目から得られる印象を補正できます。前髪は正面から見れば、目立つ位置にある髪です。第一印象に大きな影響を与えられるので、うまく活用してみましょう。
※参考:女性は前髪が薄毛になると困る…その理由と対策をまとめてみた
セルフで前髪を重くするための準備と必要な道具
重い前髪に限らず、前髪はセルフカットができます。必要な道具と、セルフカットがしやすい準備でセルフカットをしてみましょう。
必要最低限のものだけでも、意外に簡単に作れるのが重い前髪のもうひとつのメリットです。簡単に前髪を自分で作れるので、挑戦しない手はありません。メリットに惹かれるものがあるのなら、準備をしてみてください。
揃えるべき必要な道具
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- ダッカール(ヘアクリップ)
- 髪を切るはさみ
- コーム
- 顔全体を映す鏡
- カットクロス
まず、セルフカットをするためには、必要な道具を自分で揃えないといけません。もちろん必要な道具といっても、そこまで難しいものはないので安心してください。上記の5つを持っておくと、重い前髪をセルフカットできます。
この中でもダッカールは必ず持っておきましょう。セルフカットをしていて、少し失敗したところで修正しやすくなるためです。
ちなみにダッカールとは、ヘアクリップのこと。美容師さんがはさみと一緒に持っているもののひとつで、カットをする時の必須アイテムになります。
前髪をセルフで重くするための場所の決め方と服装
準備ができたら、次のセルフカットがしやすい場所と服装をしておきましょう。
場所については、切った前髪が掃除しやすい場所ならどこでも問題ありません。以下の環境に当てはまらないか要チェックです。
- NGの場所一例
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- カーペットの上
- 極端に暗い場所
- ものが散らかった場所 など
さらに、服装に関しても同様です。切った髪の毛が付いても問題ない服装なら、後片付けが楽になります。重い前髪にセルフカットした後は、すぐにお風呂に入れるように、薄着にしておくとスムーズです。
前髪をセルフカットで重くするための方法
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- 頭頂部の近い位置まで前髪をわける
- 切る部分と切らない部分に分けてダッカールで留める
- さらに切る分を上下に分けてダッカールで留める
- 下に分けた前髪をさらに均等に3つに分ける
- 下側の真ん中の部分からカットしていく
- カットした部分を参考に下側の左右の前髪を切っていく
- 下側の前髪が切れたら上で留めた前髪を下す
- 4と同じように上側も3つに分ける
- 真ん中から切って、同様に切れたら左右も合わせて切る
- できるだけおでこに近づけて下におろした状態で切る
準備ができたら、後は自分の前髪を重くするだけです。やり方としては、以下のポイントを抑えておきましょう。
前髪をセルフで重くするための大事なポイント
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- 必ずダッカールで前髪を留める
- 横にパッツンに切ると重く見える
- 切る時は必ずおでこに近づけて持ち上げない
セルフカットが簡単といっても、前髪のカットを失敗すれば目立ってしまいます。できるだけ失敗してもわかりにくいように、以上のポイントを抑えておくと安心です。
上記のように、重い前髪にするポイントは「横にパッツンに切る」というところです。切った髪が揃っていると、それだけで重く見えるので覚えておきましょう。また、「頭頂部のほうから髪の毛を集めて」きて、前髪の量を増やすのも大事ですよ。
前髪を重くするためのスタイリング方法
重い前髪は、どうしても印象としては暗く見えるもの。軽い前髪が流行っているので、重くしても軽く見えるセットの方法を覚えておきましょう。
それは「前髪を少しだけ浮かせる」というセット方法です。
- 重いけど軽く見せるセットの方法
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- 上下に分けて、下側の前髪を持ち上げてブローorアイロンでセット!その後に、スプレーやスタイリング剤で固定!
このように、前髪をセットすれば重い前髪でも印象が良くなります。ふんわりとセットできれば、どんな方法でもいいので試してみてください。
セルフで前髪を重くしたら似合うヘアアレンジ
重い前髪を活かしたヘアアレンジをマスターできれば、自在に気分でイメージを変えられます。簡単な方法で印象も変えられるでしょう。少し暗くなりがちな重い前髪のデメリットも抑えられて、これから紹介するヘアアレンジは一石二鳥ですね。
アレンジ≪1≫簡単アレンジ!サイドの髪を耳にかける
まず、最も簡単な前髪を活かしたヘアアレンジです。それは「サイドの髪を耳にかける」だけ。これでスッキリした印象になるので、重い前髪であっても明るい印象になります。
さらに、前髪をサイドに流すと、額が見えてよりスッキリできるでしょう。ちょっとしたアレンジなので、状況によって使い分けしてみてください。
アレンジ≪2≫顔周りをスッキリさせるハーフアップ
ふんわりしておしゃれに仕上げられるのが、ハーフアップです。髪が短い方でも簡単にできるヘアアレンジなので、前髪が重くて暗いなと思ったら試してみてください。
やり方としても簡単です。「頭の上半分をゴムで留めてまとめる」だけ。重い印象から、あっという間にスッキリしてかわいい雰囲気ができます。
まとめた毛先を下ろしてもいいですが、毛先を結んだ根元にピン留めをすればお団子にもできるでしょう。幅広いアレンジができるので試してみてください。
アレンジ≪3≫アイロンで動きを出す
ゴムで髪を留めたくないのなら、アイロンなどでウェーブやカールを作ってみましょう。これだけで重い前髪はそのままで、軽い印象を作れてしまいます。
動きを出すというのが大事なので、アイロンではなく、パーマをかけてもらってもいいですね。パーマは髪の毛同士に空間ができます。ふんわりと仕上がって、頭頂部がぺたんこの方でも安心です。
※参考:40代女性の頭はぺたんこ?髪型でカバーするためのおすすめ3選!
重い前髪であっても問題なし!頭皮の状態を整えて長期的対策も!
前髪がスカスカだと、どうしても薄毛のイメージができてしまいます。
そんな印象を変えたい方は、前髪を重めにしましょう。セルフカットで作れてしまうので、意外に誰でも挑戦できます。
また、頭皮の状態を整えて、長期的に薄毛を進行させないことも大事です。
※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ
シャンプーや生活習慣を見直して、育毛剤で頭皮の状態をキープできるように意識してくださいね。ここまでできれば、徐々に前髪の状態も変わってくるはずです。
ご参考になれば幸いです。