白髪が気になり始めたけど、白髪染めの暗めの色味で重たい印象は避けたいと感じた経験はないでしょうか?
透明感を残しながら白髪もなじませられるヘアカラー剤として、注目されているのがイルミナカラーです。
ただし、19色ある中で白髪と相性がよい色は限られます。
今回は、元美容師の視点から白髪におすすめのイルミナカラーや、40〜60代の年代別選び方もまとめました。
白髪を隠すだけでなく、髪全体をやわらかく見せたい方に読んでほしい内容です。
また、記事の後半では、カラー後の髪をやさしく守る弊社のヘアケアアイテムであるエポプレミアムヘマチンもあわせて紹介します。
色選びと同じくらい、染めた後のケアが仕上がりの印象を左右するので、チェックしてみてください。
白髪を馴染ませやすいイルミナカラーの色味
白髪を自然に馴染ませたいのなら、イルミナカラーの中でも以下の3色を選ぶのがおすすめです。
- おすすめの色
-
- オーシャン
- トワイライト
- シャドウ
どれも白髪をしっかり染められる色ではありません。
しかし、白髪を目立ちにくさを整えながら、髪全体をやわらかく見せやすい色です。
白髪に使う時に、何を見ればよいのでしょうか?それは、明るさだけで選ばないようにするのがポイントです。
白髪になじみやすい染料の深さと、赤み・黄みを整える色の組み合わせが大切です。
ここでは、元美容師目線で白髪との相性がよい色を紹介します。
オーシャン
オーシャンは、透明感のあるアクアブルー系の色味です。
日本人の黒髪や既染毛に出やすい赤みやオレンジを抑え、寒色系の透明感を表現しやすい特徴があります。
ただし、オーシャン単品では、白髪と黒髪の明度差が十分に縮まらないかもしれません。
白髪を自然にカバーしたい場合は、シャドウを加えて調整しましょう。
赤みを抑えたアッシュ系を希望し、白髪を暗く隠しすぎずになじませたい方に向く色味です。
白髪をしっかりなじませたいなら、シャドウを加えると扱いやすくなるでしょう。
これも白髪の割合や髪質、希望の髪色などによって配合量が変わってくるので、信頼できる美容師に相談して決めるのが鉄則です。
トワイライト
トワイライトは、深みのあるピンクパープル系の色味です。
白髪独特の黄色っぽさをやわらげながら、髪にほどよい深さとツヤを与えられるでしょう。
紫は黄色の補色にあたるため、白髪や褪色部分の黄みが気になる場合に、黄みを目立ちにくくする色味として使えます。
ただし、トワイライト単品で白髪が十分にカバーできるとは限りません。
白髪との明度差を抑えたい場合は、シャドウやブラウン系の色を組み合わせ、希望する仕上がりに合わせて美容師に配合を調整してもらってください。
仕上がりは配合によって変わりますが、ツヤのあるピンクブラウンやローズブラウン系を希望する方に向いています。
シャドウ
シャドウは、白髪をしっかりなじませたい時に頼りになるミックス用の立ち位置のイルミナカラーです。
オーシャンやトワイライトのような透明感のある色に深さを足し、白髪と黒髪の差をやわらげます。
白髪は色素が少ないため、淡い色だけを使っても白髪が染まった感じが出ません。
そこにシャドウを加えると、染料の深さが加わり、白髪と黒髪の明度差が目立ちにくくなります。
とはいえ、いくら白髪をカバーしたいからといって、入れすぎてしまうと暗く沈んでしまい、イルミナカラーらしい透明感が出にくくなるので要注意です。
はじめは少なめから調整し、根元と毛先で配合を変えてみてください。
白髪を隠すというより、なじませる発想で使用しましょう。
イルミナカラーと白髪染め(グレイカラー)の違い
イルミナカラーと一般的なグレイカラーは、どちらも白髪を染めるために使用できるヘアカラー剤です。
両者の違いは、染毛の基本的な仕組みではなく、主に選べる色と目指す仕上がりにあります。
白髪を均一にしっかりカバーしたい場合は一般的なグレイカラー、透明感のある髪色を楽しみながら白髪をなじませたい場合はイルミナカラーを使いましょう。
ただし、どちらが適しているかは白髪率だけでは決まりません。
希望するカバー力、髪の明るさ、髪質、これまでのヘアカラーの施術歴などを確認して選ぶことが大切です。
色の違い
一般的なグレイカラーは、白髪と黒髪の色味を合わせやすいように作られています。
ブラウン系の染料を含む色が多く、白髪を均一にカバーしたい場合にちょうど良いでしょう。
一方でイルミナカラーは、透明感やツヤ、色味の表現を重視したヘアカラー剤です。
シャドウ、アンバー、ナイトスカイなどを使用し、希望する色へシャドウを組み合わせて使用すれば、白髪を自然にカバーできます。
ただし、イルミナカラーだから仕上がりが比較的穏やかで、一般的なグレイカラーだから強いとは一律に判断できません。
どちらも髪の状態を確認した上で施術してもらう必要があります。
仕上がりの違い
一般的なグレイカラーは白髪を均一にカバーしやすい反面、濃く暗い色を選ぶと、仕上がりが全体的に重く見える場合があります。
ただし、現在は明るさや透明感を意識したグレイカラーもあるため、すべてが暗く仕上がるわけではありません。
イルミナカラーは、白髪と黒髪を完全に同じ色に揃えるというより、色味と透明感を活かしながら両者の差を目立ちにくくする仕上がりが得意です。
色持ちの違い
色持ちだけで比べると、グレイカラーのほうが白髪部分に色が残りやすい傾向があります。
一方でイルミナカラーは透明感が魅力ですが、選んで色味によっては色持ちに不満を感じる場合もあるでしょう。
ただし、色持ちは薬剤だけでは決まりません。
シャンプー、熱、紫外線、髪のダメージ状態でも変わるものです。
ヘアカラーの後のケアまで含めて考えましょう。
※参考:白髪染めが1ヶ月もたない6つの原因とは?根元を目立たせないリタッチ術も解説
どちらを選ぶべきか
イルミナカラー公式サイトでは、白髪20%以下のファーストグレイに対して、イルミナカラーへシャドウを組み合わせて染めると紹介しています。
白髪が増えている場合でもイルミナカラーを使用できないわけではありませんが、白髪率だけで配合量を決められません。
白髪の染まりやすさや集中している場所、地毛の明るさ、希望するカバー力などに合わせて美容師が調整します。
白髪をしっかり均一にカバーしたい場合は、白髪染め用に作られたグレイカラーが適しているケースもあります。
一方で、完全に隠すよりも明るさや色味を楽しみたい場合は、イルミナカラーで自然になじませると良いでしょう。
根元のカバー力を優先しながら毛先に透明感を残したい場合は、根元にグレイカラー、毛先にイルミナカラーを使い分ける方法もあります。
イルミナカラー全19色と白髪に使うシャドウの特徴
現在、イルミナカラー公式サイトでは19色が紹介されています。
これとは別に、白髪をカバーするために他の色へブレンドするシャドウも用意されており、これが一般的なヘアカラー剤との主な違いの一つです。
ただし、色ごとに白髪との相性が一律に決まっているわけではありません。
白髪をどの程度カバーできるかは、選ぶ色だけでなく、明るさ、白髪率、髪質、シャドウなどの配合によって変わります。
以下では白髪への優劣ではなく、赤みを抑えたい、黄みを抑えたい、ベージュになじませたいといった仕上がりの目的別に19色の特徴をまとめました。
寒色系で赤み・オレンジみを抑えたい方におすすめ
青・緑・シルバー・グレー系の色をまとめました。
補正できる色味はそれぞれ異なるため、現在の赤み・オレンジみ・黄みを確認して選びましょう。
- 寒色系7色の位置づけ
-
- ネモフィラ:澄んだブルー系。青みをしっかり足したいアクセントカラー
- マリーン:寒色の深みを持つブルーグリーン系
- フォレスト:赤みを抑えたいオリーブ系
- オーシャン:地毛の赤みを抑えるアクアブルー
- スターダスト:シルバーグレー
- ムーンライト:シアーシルバー
- ナイトスカイ:チャコールグレー
ただし、寒色系全般に言えますが、白髪率が高いと単体では白髪がうまく染まらない可能性があります。
そのため、シャドウや他の色、補正色との配合を美容師と相談しながら決めましょう。
紫・ピンク系の色味を楽しみたい方におすすめ
紫やピンクの色味を髪に足して、上品なローズ系やくすみパープル系の仕上がりを楽しみたい方におすすめです。
紫みを含む色は、黄ばみが気になる髪に使うと良いでしょう。
- 紫・ピンク系4色の位置づけ
-
- ラベンダー:やわらかな紫みを足したい方の候補
- オーキッド:黄ばみを抑えつつ透明感を出したいときに使いやすい
- トワイライト:ピンクパープル系の深みで、ツヤと品を足しやすい
- ブロッサム:鮮やかなピンク系。色味を強く出したい場面向け
白髪では、紫やピンクの色味がはっきり見える場合もあります。
仕上がりが想像より鮮明に出ることもあるため、明るさや配合量は美容師と相談しながら決めてください。
ベージュ・ブラウン系に仕上げたい方におすすめ
白髪を無理に隠すのではなく、ベージュやブラウン系の自然な色味へなじませたい方におすすめの色味です。
肌なじみのよい色が多く、40〜60代の大人世代にも選ばれやすいでしょう。
- ベージュ・ブラウン系5色の位置づけ
-
- ビーチ:軽やかなベージュ系
- アース:自然なブラウンベージュ
- ヌード:ニュートラルなソフトグレージュ
- サファリ:透明感のあるシアーベージュ
- アンバー:モーヴブラウン
この中で、アンバーはイルミナカラー公式サイトが白髪対応ラインとして紹介している色です。
ツヤ感を残しながら白髪をなじませたい場合にちょうど良いでしょう。
とはいえ、単品で使うか他の色とブレンドするかは、白髪率や現在の毛先の状態で変わります。
仕上がりのイメージを写真で共有しながらサロンで相談してください。
暖色のツヤ感を楽しみたい方におすすめ
オレンジやピンクなど、暖かみのある色味で髪にツヤ感を足したい方におすすめです。
パサついて見えやすい大人髪をやわらかく見せたい方は試してみてください。
- 暖色系3色の位置づけ
-
- サンセット:ミルキーピンク系
- コーラル:コーラルピンク系。血色感を足したい方に
- ポピー:シアーオレンジ系
暖色は、白髪部分にはっきり発色する場合があり、配合や明るさで見え方が大きく変わります。
単品で使うよりもヌードやシャドウを合わせて色味の強さを調整しましょう。
白髪率が高い方は、顔まわりだけ暖色を抑えるなど、部分的な塗り分けも検討してみてください。
白髪カバーの深さを補うシャドウ
シャドウは、公式で紹介される19色には含まれないブレンド専用の補正色です。
ここまでの紹介した色味に深さを加え、白髪と黒髪の明度差を目立ちにくくする役割で使われます。
- シャドウの役割と使い方の考え方
-
- ほかのイルミナカラーへブレンドして使う色
- 白髪と黒髪の明度差を目立ちにくくする役割
- 配合量は白髪率だけでは決められない
- イルミナカラー公式サイトでは白髪20%以下の施術例が紹介されている
- 多く入れれば必ず白髪がきれいに染まるわけではない
シャドウを多く入れれば白髪がきれいに染まるとは限らず、暗く染まってしまい、透明感が失われるなど、希望通りに仕上がらないリスクもあります。
白髪率、髪のダメージ、明るさの好みを踏まえて、少なめから調整するのが基本です。
実際の配合はサロンで相談して色味を具体的に決めてもらいましょう。
- 経験談
-
ちなみに、自分が美容室に勤務していた時期は、まだ一般的な白髪染めを選ぶ方が多かったですが、それは多くのお客様が白髪をしっかり染めたかったからです。
しかし、現在のイルミナカラーは、配合次第で白髪が染まって明るく染められるため、選ぶ方も多いのではないでしょうか?
特に、昔のようにヘアカラーで楽しみたい方こそ相性が良いカラー剤です。様々な髪色に変えたいという希望が少しでもある方は試してみて損はないのではないでしょうか?
仕上がり別!イルミナカラーで白髪を染める時の考え方
イルミナカラーはサロン専用のカラー剤です。
そもそも実際に白髪に使う時には、ほとんどの場合、最初から決まったカラー剤を使いません。
希望する仕上がり、白髪の染まりやすさ、地毛の明るさ、既染部の残留色素などを確認して細かく配合を決めていきます。
ここでは、仕上がり別に色を選ぶ考え方をまとめました。
薬剤の組み合わせや放置時間、2剤、塗布量は仕上がりに影響するため、実際の施術はメーカーの使用方法を守ったうえで美容師に調整してもらいましょう。
赤みを抑えた透明感カラー
地毛や既染毛の赤み・オレンジを抑えたい場合は、オーシャンなどの寒色系を使いましょう。
髪全体を暗く見せすぎず、寒色ならではの透明感を楽しみたい方におすすめです。
ただし、オーシャン単品では白髪と黒髪の明度差が残ってしまうかもしれません。
白髪も自然になじませたい時には、シャドウやナイトスカイなど、深さを補う色との組み合わせを美容師が検討します。
配合は白髪率だけでは決まりません。
白髪の染まりやすさ、地毛の明るさ、過去のカラー履歴、希望するカバー力まで確認して調整する必要があります。
ピンク・ブラウン系のツヤカラー
髪をツヤ感のある暖色系に見せたい場合は、以下の種類のイルミナカラーを使いましょう。
寒色では顔色がくすんで見えやすい方や、やわらかく華やかな印象を目指したい方にも取り入れやすい色味です。
- ツヤ感におすすめのカラー
-
- コーラル
- トワイライト
- アンバー など
白髪は黒髪より色味が鮮明に見える場合があるため、暖色の割合によっては白髪部分が明るく染まってしまうかもしれません。
白髪と黒髪の差を抑えたい時には、ブラウン系やシャドウなどを組み合わせて色の深さを調整しましょう。
ベージュ系のやわらかなカラー
やわらかく軽い印象を目指す場合は、以下のイルミナカラーがおすすめです。
白髪を暗く染めてしまうよりも、明るい髪色の中へ自然になじませたい方に向いています。
- やわらかくて軽い印象におすすめのカラー
-
- アース
- サファリ
- ヌード
- ビーチ などのベージュ系
ただし、ベージュ系を単品で使った時には、白髪をどの程度カバーできるかは髪の状態によって異なります。
カバー力も求める場合は、シャドウなどを組み合わせて濃く染めてしまうといった方法を美容師が検討してくれるでしょう。
白髪を完全に隠すのではなく、細いハイライトを入れて全体の明度差をやわらげるのもおすすめの方法の一つです。
白髪が伸びたときの境目を目立ちにくくしたい方は、後ほど紹介する白髪ぼかしも参考にしてください。
落ち着きのあるナチュラルカラー
白髪のカバー力を意識しながら、暗く重い印象を避けたい場合は、以下のような種類を使ったイルミナカラーを使ってみてはいかがでしょうか?落ち着きとやわらかさの両方を求める方にも使ってみてください。
- 重くしたくない時におすすめのカラー
-
- ナイトスカイ
- アンバー
- アース
- シャドウ など
ただし、白髪率が高いほどシャドウを一定量増やせばよいとは限りません。
白髪をどの程度カバーしたいかによっては、白髪染め用に設計されたグレイカラーを選ぶほうが適している場合もあります。
また、根元にはカバー力を意識した薬剤、既染部には毛先の色味とツヤ感を整える薬剤というように、部分ごとに使い分けても良いでしょう。
髪全体を同じ薬剤で染める前提にせず、現在の明るさやダメージに合わせて判断してもらってください。
白髪にイルミナカラーを使うメリット・デメリット
イルミナカラーは、白髪を自然になじませながら髪色を楽しみたい方に向くヘアカラー剤です。
髪が重たく見えにくく、比較的透明感が出せます。
また、白髪染めを繰り返して暗くなった髪でも、染め方次第でやわらかな印象に近づけられる点も魅力の一つです。
一方で、イルミナカラーは、一般的な白髪染め専用のヘアカラー剤とは色作りや仕上がりの方向性が異なります。
しかし、シャドウ、アンバー、ナイトスカイなどを使えば白髪にも対応できるでしょう。
実際のカバー力は、使用する色や明るさ、白髪率、髪質によって変わります。
- イルミナカラーのメリット
-
- 透明感が出やすい
- カラー時のダメージに配慮されている
- 大人世代もニュアンスカラーを楽しめる
- イルミナカラーのデメリット
-
- 希望する色や明るさによっては、白髪との明度差が残る場合がある
- 退色時に白髪が目立つ場合がある
- ハイライトと併用して使えば費用と時間がかかりやすい
デメリットとしては、使用するカラー剤の配合やアフターケアである程度なら補えます。
カラー用シャンプーを使う、濡れた髪を早めに乾かす、白髪率に合わせてシャドウを加えるなど、次の行動まで決めておくと安心して使えるのではないでしょうか?
イルミナカラー×白髪の失敗パターン5選と回避策
イルミナカラーで白髪を染める時の失敗は、色選びだけでなく、白髪率、髪の履歴、薬剤の塗り分けを見誤ることで起こります。
では、何を見れば防げるのでしょうか。
「なぜそうなるのか」を先に知っておくことが近道になります。
暗くなりすぎて重く見える
シャドウや暗い色の配合量だけでなく、毛先への塗布のやり方や過去のヘアカラーによる染料の残留、髪のダメージ状態などが原因で失敗してしまうケースもあります。
暗くなりすぎても、すぐにセルフカラーやブリーチで明るくしようとしないでください。
色素の残り方と髪の状態をサロンで確認しましょう。
自然な褪色を待つだけでなく、色味を補正する、必要に応じて脱染するなど、担当美容師に相談して提案してもらった内容を検討してください。
白髪だけ染まりにくくて目立ってしまう
明るい色や淡い色だけを使用すると、黒髪はきれいに発色しても、白髪との明度差が十分に縮まらない場合があります。
白髪の染まりやすさや希望する仕上がりに合わせて、シャドウなどで白髪の染まり具合を補う方法を美容師が提案してくれるでしょう。
白髪だけが目立ってしまう場合は、同じ薬剤を毛先まで使用せず、白髪部分と既染部で薬剤を使い分けることが大切です。
色が落ちてムラが出た、黄ばみが気になる
黄ばみが気になる場合は、紫系のカラーシャンプーやカラートリートメントを使ったほうがいい場合もあります。
ただし、白髪やダメージ部分には色が強く入る場合があるため、製品の使用方法を守り、試しに目立たない程度の毛束で仕上がりを確認しましょう。
オレンジみや赤み、部分的な色ムラは紫系製品だけで補正できないこともあります。
ムラが目立つ場合は、サロンで色の状態を確認してもらう方が安全です。
リタッチに失敗して根元だけ明るく染まった
根元だけ明るく見えるのは、以下のような原因が考えられます。
- リタッチに失敗して明るくなる原因の一例
-
- 頭皮に近い部分ほど温度が高くなりやすく、明るく染まりやすいこと
- 新生毛と既染部で薬剤への反応が異なること
- 白髪へのカバー力が不足していること など
回避するには、根元と既染部の状態に合わせて、美容師が薬剤、塗布順序、塗布量などを調整します。
放置時間は自己判断だけに頼らず、製品の使用方法に従うことも重要です。
修正方法は、根元が明るくなった原因を確認してから決めます。
毛先まで暗い薬剤を使用すると全体が暗く仕上がってしまうかもしれないので、必要な範囲だけを補正するケースが多いです。
ダメージで手触りが悪化した
カラーを繰り返す場合は、既染部へ毎回薬剤を重ねる必要があるか美容師に確認しましょう。
自宅でケアをする場合は、カラーヘア向けのシャンプーやコンディショナー、アウトバストリートメントを使い、摩擦や高温のアイロン、紫外線から髪を守る意識が必要です。
手触りが悪くなった場合は、すぐに追加でヘアカラーやブリーチを行わず、髪の状態を確認してもらいましょう。
お客様の中には、ヘアカラーによってダメージが深刻になったと判断できていない方もいました。
特に見た目が暗めのヘアカラー材を使った場合です。
暗めの髪色だと、どうしても見た目的にはダメージが少なそうだと感じる方が比較的多い印象です。
髪色が暗めであっても、毛先にパサつきや引っかかりがある場合、ダメージが深刻になっている可能性があります。
ヘアケアによって乾燥や摩擦を抑え、まとまりや手触りを整えられますが、著しく傷んだ部分を元の髪へ戻すことはできません。
ハイライト×イルミナカラーで白髪をぼかす方法
白髪を隠すのではなく、伸びてきても目立ちにくくしたい方には、ハイライトとイルミナカラーを組み合わせる方法があります。
ハイライトで白髪がぼかしやすくなる理由
白髪が目立つ理由の一つは、周囲の黒髪との明度差が大きい点です。
ハイライトで明るい毛束を作ると、白髪と黒髪の間に中間の明るさが加わり、伸びてきた白髪との境目が目立ちにくくなる場合があります。
ただし、細いハイライトを入れれば必ず白髪がぼかせるわけではありません。
白髪が集中している場所に合わせて、ハイライトの位置、太さ、本数、明るさを調整することが重要です。
ハイライト後にイルミナカラーで色味を整えると、ベージュやグレージュなどの仕上がりを表現できます。
黄ばみが気になる場合は、担当美容師が紫系など黄みを抑えやすい色味を選んでくれます。
※参考:白髪ぼかしハイライトが伸びてきたらどう見える?メンテナンス時期と対処法を解説
仕上がりイメージ別の色味3パターン
ハイライトとイルミナカラーを組み合わせる場合は、白髪を線で隠すのではなく、明るい毛束の中になじませるのが基本です。
- ハイライト×イルミナのおすすめ配色3パターン
-
- グレージュ系:オーシャン、ヌード、シャドウなど
- ベージュ系:サファリ、ヌード、アースなど
- ローズブラウン系:トワイライト、アンバー、シャドウなど
グレージュ系は、赤みやオレンジみを抑えた寒色の仕上がりを希望する方に向いています。
ベージュ系は、白髪を暗く隠しすぎず、髪をやわらかく軽い印象に見せたい場合の候補です。
ローズブラウン系は、ピンクや紫の色味とツヤ感を楽しみたい場合に向いています。
紫を含む色は、黄ばみが気になる髪の色味補正にも使えておすすめです。
実際の配合は、ハイライト後の明るさ、白髪率、地毛の色、既染部の状態によって変わるので、しっかりと美容師と相談してください。
サロン施術の流れと事前に確認したいこと
サロンでは、白髪の量や集中している場所、地毛の明るさ、過去のヘアカラーの施術歴などを確認し、ハイライトの位置や太さを決めます。
特に、暗い白髪染め、黒染め、ヘナ、縮毛矯正、過去のブリーチ歴がある場合は、希望する明るさまで一度で仕上げられないかもしれません。
予約時に過去の施術歴を伝えておくと安心です。
施術時間や料金は、ハイライトの本数、ブリーチの有無、オンカラー、カットなどによって変わります。
予約前に、総額と所要時間、当日に行う施術内容を確認してください。
セルフでハイライトが難しい理由
セルフでハイライトを入れたい方もいるかも知れません。
ところが、美容師であっても位置と太さの調整が難しい施術でもあるため、セルフで行うのは難しいと思っておきましょう。
太すぎると派手に見え、細かすぎると白髪ぼかしの効果が出にくくなります。
ブリーチによるダメージもあるため、はじめての方は美容師に相談すると安心です。
イルミナカラーの色持ちを長くさせるヘアケア
イルミナカラーの透明感を長く楽しむには、毎日のヘアケアが大切です。
何から見直すとよいのでしょうか?白髪部分は退色が見えやすいため、色を入れた後にどれだけ髪を守れるかで印象が変わります。
まず見直したいのはシャンプーです。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使った場合、カラー後の髪に負担をかけてしまいます。
カラー用シャンプーやアミノ酸系の洗浄成分を使ったものなど、髪をやさしく洗えるタイプを選びましょう。
※参考:「シャンプーのたびに色落ち…」と悩む方へ。ヘアカラーが長持ちする正しいケア方法
次に、熱によるダメージ対策です。
濡れた髪を放置するとキューティクルが乱れやすく、色落ちやパサつきがひどくなる原因にもなりかねません。
タオルドライ後は早めに乾かし、アイロンは必要以上に高温にならないように設定しましょう。
紫外線対策も忘れたくないポイントです。
外出が多い方は、帽子や日傘、UVケア対応のアウトバストリートメントを取り入れると、髪色の変化を穏やかにできます。
カラー後の髪に取り入れたい補修成分の一つがヘマチンです。
ヘマチンは髪の主成分であるケラチンと結びつく性質を持ち、カラーやパーマを繰り返した髪をやさしくケアしたい方に選ばれている成分です。
中でも、40~60代の大人の髪に向けて設計された弊社のエポプレミアムヘマチンは、シャンプー後の濡れた髪になじませるだけの使いやすさが魅力の一つです。
気になる方は試してみてください。
イルミナカラーで白髪を染める時によくある質問
ここまで、イルミナカラーの色選び、配合、ケア方法を紹介してきました。
それでも、実際どうなのか気になる点は残るはずです。
ここでは、白髪ケアで多く聞かれる質問をまとめました。
気になる項目からチェックしてみてください。
Q1:イルミナカラーで白髪はしっかり染まりますか?
白髪を自然になじませる仕上がりから、しっかりカバーする仕上がりまで対応できます。
ただし、白髪率、髪質、使用する色や明るさによってカバー力は変わります。
白髪を均一に濃く染めたい場合は、一般的なグレイカラーの方が適していることもあるため、希望する仕上がりを美容師に伝えましょう。
Q2:白髪染めとイルミナカラーは混ぜられますか?
異なるカラー剤を自由に混ぜられるわけではありません。
メーカーが認めている組み合わせや使用方法の範囲で、美容師が薬剤を選定します。
根元にはカバー力を重視した一般的なグレイカラー、毛先にはイルミナカラーというように、薬剤を混ぜずに部分ごとに使い分ける方法もあります。
セルフで使用するのは避け、美容師に相談してください。
Q3:一番白髪が目立たないイルミナカラーの色は?
一番目立たない色を一律に決められません。
地毛の明るさ、白髪率、白髪が集中している場所、希望する髪色によって適した色が変わるからです。
イルミナカラー公式サイトでは、白髪に対応できるラインとしてシャドウ、アンバー、ナイトスカイが紹介されています。
他の色も、これらと組み合わせながら希望する色味を表現できるでしょう。
Q4:セルフで染められますか?
イルミナカラーはサロン専用カラーとして案内されています。
薬剤選定や塗り分けが難しいため、イルミナカラーを使いたいのなら信頼できる美容師に使ってもらいましょう。
Q5:何ヶ月色持ちしますか?
色持ちは、使用した色、髪質、ダメージ状態、洗髪頻度、熱や紫外線などによって異なります。
染めた部分の色は徐々に褪色しますが、根元の白髪は髪が伸びてしまえば再び目立ってしまうこともあるでしょう。
そのため、褪色と根元の白髪を分けて考えましょう。
Q6:40代・50代・60代でも似合いますか?
年齢を問わず選べます。
年代だけで判断せず、白髪率、肌色、髪質、現在の明るさ、希望するカバー力に合わせて色を選びましょう。
イルミナカラーで白髪を染める時のポイント
イルミナカラーで白髪を染める場合は、色だけでなく、白髪率、髪質、現在の明るさ、カラー履歴、希望するカバー力を確認しましょう。
- 本記事でのポイント
-
- 公式サイトでは現在19色が紹介されている
- シャドウは19色とは別に、白髪をカバーする時に使用する
- 公式ではシャドウ・アンバー・ナイトスカイが白髪対応色として紹介されている
- 白髪率だけでシャドウの配合量や明るさを決めない
- 熱・紫外線対策やカラーヘア向けのケアは、色味を長く楽しむ助けになる
今までどおり白髪染めで均一に染めるか、透明感を残しながらなじませるかによって、適したカラー剤選びは変わります。
希望する仕上がりを美容師へ伝え、現在の髪の状態に合った方法を選びましょう。
ライター:メガネ
美容師として8年以上勤務。薬剤で手荒れがひどくなり、美容師を辞めて現在はWebライター。地元で美容室を経営しつつ、Webの知識で集客も行っています。
Related Posts
関連記事






