せっかく髪をセットしたのにすぐに髪型が崩れてしまうと、一日中いい気分でいられなくなってしまいますよね。
実は、髪型がすぐに崩れる方には共通点があります。崩れやすい髪型を選んでいるのも原因の一つですが、ある習慣がポイントなのです。できる限り髪型を崩れにくくしたいのであれば、習慣と髪型の両方を見直してみましょう。
髪型が崩れやすい原因
外出するとすぐに髪型が崩れてしまう方は少なくないのではないでしょうか。
- 髪型が崩れる根本的な原因
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- 湿気によって髪の毛内部の水素結合が切れて、髪型が崩れている!
湿気の多い日に外出していることが、髪型を崩れやすくしている原因です。特に風が強い日は、髪の毛に直接湿気が降り注ぎ、すぐに髪型が崩れてしまいます。
※参考:前髪が風で乱れるのはなぜ?じつは前日のケアの方法を間違えているのかも?
もちろん、崩れやすい原因は風だけではありません。
- 髪型が崩れやすい原因の一例
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- 汗をかきやすい
- 細毛で軟毛
- 髪の触りすぎ
これらの内容に少しでも思い当たる節がある方は、習慣を見直してみることをおすすめします。
汗で髪型が崩れる
汗をかきやすい方は、髪型が崩れやすくなります。先ほど紹介したように、湿気によって髪の毛の形状が変わるため、汗をかけば髪型も崩れてしまうのです。汗かきの方だと、頻繁に頭皮が湿った状態が続き、根元から髪の毛が崩れていきます。
髪をセットしてすぐなら問題なかったとしても、暑い日にすぐ髪型のボリュームがなくなってしまうような方は、汗が関係しているのかもしれません。
もちろん、汗が原因なら、髪を乾かしてセットしなおすだけで悩みは解決します。小型のドライヤーを持ち歩いておくだけで、それなりに安心できるようになるでしょう。
細毛で軟毛だと髪型が崩れやすい
髪型が崩れやすいのは、髪質が関係しているケースもあります。細毛や軟毛でお悩みの方は、湿気の影響を受けやすいので注意が必要です。
※参考:正しくは薄毛ではありません!細毛や軟毛は髪質が変わらないと悩む人へ
細毛で軟毛の方は、キューティクルの層が少なめで、湿気があると頭頂部が崩れやすい傾向があります。
また、加齢が原因で髪質による悩みが出てきた方の場合は、キューティクルの層が少なくなり、パサつきを感じやすくなるでしょう。パサつきは髪の毛の乾燥であり、湿気を吸収しやすくなります。つまり、髪型が崩れやすくなるので、細毛で軟毛になった方は注意が必要です。
触りすぎて髪型が崩れやすい
髪型が崩れやすい方は、無意識に髪を触りすぎているのかもしれません。手のひらに汗をかくと湿気が残りやすく、触るだけで髪型が崩れやすくなります。
また、髪の毛にスタイリング剤をつけてセットしているのなら、触りすぎるとスタイリング剤が取れやすくなるでしょう。そのため、髪型が崩れやすくなってしまうのです。
この2つの原因は関係している可能性すらあります。どちらにしても、髪を触りすぎないほうが髪型を崩す心配もありません。
髪を触りすぎると、髪型だけでなく、髪の毛のダメージにもつながります。摩擦が起きやすくなるので、ヘアアレンジをしておくと安心です。髪を触りにくくなる上に髪型の崩れにくさがアップするので、髪を触るリスクさえも抑えられます。
崩れにくいおすすめの髪型3選
髪型が崩れる心配があるのなら、髪型を見直してみましょう。崩れにくい髪型にしておくだけでも、髪型が崩れるリスクを抑えられます。
- 崩れにくい髪型のポイント
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- ヘアアレンジを使って崩れにくくする
- 髪を短くしておく
- パーマをかけて崩れたとしても目立たせない
これらはあくまで一例です。髪型選びで迷っている方は、参考にしてみてください。
髪が長いのなら三つ編みで問題なし!
崩れにくい髪型をお探しの方は、まずはヘアアレンジをしてみましょう。特に髪型を変える必要もなく、自分でアレンジするだけなので、かなりコスパの良いやり方です。
特におすすめなのが三つ編みです。極端に髪が短くなければ、誰でも簡単に作れるヘアアレンジになります。
- 崩れにくい三つ編みのコツ
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- 三つ編みをしていてゆるみやすいと感じるのなら、髪を分けてそれぞれ三つ編みにするのがベスト!
- 崩れにくい三つ編みのやり方
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- ゆるみやすい部分の毛束をゴムでまとめておく
- 三つ編みにして毛先をゴムで留めておく
- 残った毛束も一緒に再度三つ編みにしてまとめる
- 毛先まで編み込んだらゴムで留める
- 毛先を持ちながら毛束をつまんでゆるく仕上げる
これが崩れにくい三つ編みのやり方です。三つ編みの部分が多ければ多いほど、髪は崩れにくくなります。最後に毛束をつまんでゆるく仕上げれば、自然に仕上がるのでおすすめです。
※参考:ヘアアレンジを使えばふんわりする?簡単にルーズに作れる人は外出しても安心!
セットも簡単なベリーショート
ベリーショートヘアも、崩れにくい髪型の一つです。髪を短めにカットしてあるので、ワックスなどで髪をキープしやすくなります。
- ベリーショートで髪を崩れにくくするコツ
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- パーマを使って髪に動きを出して、ワックスで形をキープさせる必要あり!
とはいえ、崩れにくいからといって、髪をセットしなければすぐに髪型が崩れてしまいますよ。ベリーショートヘアの良いところは、特有の軽さがポイントです。ワックスやパーマで髪型をキープしやすくなるので、その特徴を活かしましょう。
髪が短いと物理的に髪の毛が軽くなるので、寝ぐせの影響も受けやすくなります。髪をセットする前は、しっかり寝ぐせ直しをしておいてください。パーマをかけていれば、スタイリング剤を付けるだけで、髪がセットできます。
※参考:40代の女性はベリーショートがおすすめ!くせ毛でも丸顔でも薄毛でも似合う理由
崩れてもわからない強めにパーマをかけたボブ
パーマヘアは、湿気の影響を受けにくい髪型の一つです。先ほど紹介したベリーショートより髪が長めでも、強めのパーマをかければ問題ありません。もちろん、髪型が崩れてもわかりにくくなります。パーマは湿気で出すことができるので、湿気の影響を受けにくいところがポイントです。
クルクルのパーマをかければ、パーマ独特の丸みが出せておしゃれに見えるでしょう。丸みのあるボブとの相性もいいので、多くの方におすすめの髪型です。
髪型が崩れやすくならないためにも普段の生活習慣も見直したほうがいい!
髪型が崩れてしまうのは、湿気が原因です。湿気対策や正しい髪型を選んでおけば、外出をしても髪型が崩れるリスクを最小限に抑えられるでしょう。
ただし、極端に細毛や軟毛になれば、どの対策をしても効果が出にくくなるのは確かです。特に生活習慣が乱れている方は注意してください。スマホを見ながら寝ているような方は、徐々に髪質が変わっていき、髪型が崩れやすくなってしまいます。
※参考:スマホで頭皮が硬くなるのは本当?少し触ったらわかるチェック項目
髪の毛が細くならないようにするためには、睡眠の質を上げる努力をしましょう。さらに、育毛剤などを使って頭皮の状態を整えておくことも大切です。毎日の意識の違いで髪質はケアできるので、髪型が崩れやすいと感じている方は意識しておいてくださいね。
ご参考になれば幸いです。