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「髪、なんだか臭いかも…」その原因は頭皮だけじゃない!髪の毛自体が臭う理由と対策

2025年8月15日

「しっかりシャンプーしているのに、ふとした瞬間に自分の髪が臭う気がする」といった、誰にも相談しにくい悩みを抱えてはいないでしょうか?

多くの方が臭いの原因を「頭皮」だと考えがちですが、頭皮を清潔にしていても「髪の毛自体」が臭いを吸着させ、悪臭を発生させているケースは少なくありません。

以下では、そんな見過ごされがちな「髪の毛自体の臭い」に焦点を当て、その意外な原因から、シーン別の具体的な対策、そして臭いを寄せ付けないための根本的なケアまで、網羅的に解説します。

もう「もしかして臭うかも?」という不安に悩まされるの卒業しておきましょう。

頭皮の臭いと「髪の毛自体の臭い」の違い

「シャンプーでしっかり頭を洗っているはずなのに、なぜか髪が臭う気がする」と感じた経験はないでしょうか?

髪の臭いには、「頭皮」から発生するものと、「髪の毛自体」が原因となるものの2種類があり、それぞれ原因と対策が異なります。

頭皮から発生する臭いは、主に過剰な皮脂の分泌や、洗い残しなどが原因です。
もし、地肌そのものが臭う、ベタつくといったお悩みであれば、まずは頭皮ケアの見直しから始めてみてください。

詳しい方法などについては、以下の記事で解説しています。

※参考:頭皮の臭いが治った?何をしても臭う人は洗い方が原因!しかも年齢は関係なし!
※参考:耳の後ろが臭いと悩んでいる人がするべき対策2選!対策としては難しくない!

一方で、今回詳しく解説するのは、「髪の毛自体」が原因となる臭いです。
頭皮は問題ないはずなのに、髪からタバコや食べ物の臭いがする、あるいは、なんとなく髪が油臭い、生乾き臭がするといったケースがこれにあたります。

以下で、なぜ髪の毛自体が臭ってしまうのか、その具体的な外的要因についてチェックしてみましょう。

髪の毛が臭くなってしまう外的要因

頭皮を清潔に保っていても、なぜか髪の毛自体から嫌な臭いがしてしまう原因は、私たちの日常生活の中に潜む、様々な「外的要因」にあるのかもしれません。

ここでは、以下のような代表的な外的要因を、それぞれ詳しく解説していきます。

髪の毛が臭ってしまう外的要因の一例
  • 生活臭の付着
  • スタイリング剤の酸化
  • 髪の生乾きや紫外線の影響

原因を把握できれば、日々のケアで何に気をつければ良いかが見えてくるはずです。

生活臭が吸着する影響

焼肉やタバコの煙など、その場にいただけで、髪に嫌な臭いが染みついてしまったという経験は誰にでもあるでしょう。
髪の毛は、私たちの想像以上に、周囲の臭いを吸着しやすい性質を持っています。

その主な原因は、髪の表面にあるうろこ状のキューティクルです。

キューティクルの表面には、目に見えないほどの細かな凹凸があり、そこに臭いの原因となる小さな粒子が入り込み、付着してしまうので注意しましょう。

タバコや料理の煙に含まれる臭いの粒子は、非常に小さいため、キューティクルのわずかな隙間にも入り込みやすく、一度付着するとなかなか取れにくい、といった性質を持ち合わせています。

特に、カラーや熱でダメージを受けた髪は、キューティクルが傷つき、剥がれてしまっているケースも少なくありません。
そのため、健康な髪に比べて、より多くの臭いを吸着しやすくなります。

スタイリング剤の酸化による影響

「きちんと髪を洗っているのに、時間が経つと、髪から油が古くなったような嫌な臭いがする」といった場合の原因は、毎日使っているスタイリング剤にあるかもしれません。

食用油も、時間が経つと酸化して嫌な臭いがするように、ヘアオイルやワックスに含まれる油分も、空気中の酸素に触れることで少しずつ酸化していきます。

この酸化した油分が、独特の油臭い臭いの原因のひとつです。
特に、開封してから時間が経った古い製品は、容器の中で既に酸化が進んでいる場合があるため、特に注意しましょう。

また、傷んだ髪はスタイリング剤の成分が付着しやすく、臭いが残りやすい傾向にあるため、より酸化臭を感じやすくなることも考えられます。

もし、思い当たる点があれば、お使いのスタイリング剤の使用期限などを確認してみてください。

紫外線による影響

タバコや食べ物の臭いが付着する、という分かりやすい原因の他に、見落とされがちなのが「紫外線」の影響です。

髪の内部には、潤いを保つための脂質が含まれており、この脂質が紫外線を浴びることで酸化してしまい、臭いの原因となってしまいます。

近年の研究では、この酸化の過程で、臭いの元となるいくつかの物質が発生することが分かってきました。
つまり、髪そのものが、紫外線をきっかけに、内側から嫌な臭いを生み出してしまう可能性がある、というわけです。

紫外線は、このように髪の毛自体に影響を与えるだけでなく、もちろん頭皮にもダメージを与え、薄毛などの原因にもなります。
頭皮への影響について、詳しくは以下の記事もご覧ください。

※参考:紫外線は1年の間ずっと気を付けたほうがいい理由と頭皮への影響はコレ!

髪の毛の嫌な臭いを防ぐ対策

髪についてしまった嫌な臭いは、その原因や状況に合わせた対処法を知っておきましょう。
以下では、それぞれ3つのシーンに分けて、具体的な対策を紹介します。

外出前には臭いを寄せ付けない「バリア」を作る

髪に一度ついてしまった臭いは、なかなか取れにくいものです。
そこで、外出前に「臭いを寄せ付けない」ための予防策を意識して、事前に対策をしておきましょう。

外出前に、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを髪になじませておくのも、有効な方法のひとつです。

髪の表面がコーティングされれば、臭いの粒子が付着しにくくなります。
いわば、髪の見えないマスクのような役割を果たしてくれるでしょう。

どのようなアウトバストリートメントを選べば良いかについては、以下の記事で詳しく解説しています。

※参考:アウトバストリートメントとは?くせ毛のような乾燥しやすい人や予防としても最適!

また、焼肉や居酒屋など、特に臭いがつきやすい場所へ出かける際は、あらかじめ髪をお団子や三つ編みなどにまとめておいてください。

これは、髪が空気に触れる面積を減らすだけでも、臭いの吸着を物理的に防げるからです。
帽子をかぶるのも試してみる価値があります。

こうした少しの工夫が、帰宅後の髪の状態を快適に保つ助けになるでしょう。

外出中に臭いが気になったらその場で臭いをリセットする

予防していても、予期せず髪に臭いがついてしまう可能性も否定できません。
そんな時、その場でできる簡単なリセット方法を知っておくと安心です。

外出中に臭いをリセットする方法の一例
  • 消臭効果のあるヘアミストやフレグランスを使う:一番手軽な方法。消臭・防臭効果のあるヘアミストやヘアフレグランスを持ち歩き、タバコや食べ物の臭いが気になった時に、髪全体にさっと吹きかけておく。
  • ウェットティッシュや濡らしたハンカチで髪を拭く:ウェットティッシュや、水で濡らして固く絞ったハンカチで、髪の表面をやさしくポンポンと叩くように拭く。臭いの粒子を物理的に拭き取ると同時に、水分が蒸発する際に一緒に臭いを飛ばしてくれる。

どちらの方法も、その場での不快感を和らげるのに役立ちます。状況に合わせて使い分けてみてください。

帰宅したら正しいシャンプーの方法を意識してその日の臭いを持ち越さない

外出先でついた臭いや、1日の活動で分泌された皮脂は、その日のうちにきちんとリセットしましょう。

以下のような、臭いを翌日に持ち越さないための、基本的なシャンプーの方法も見直してみてください。

臭いを翌日に持ち越さないシャンプーの手順
  1. 予洗いと、頭皮中心のシャンプー:シャンプーを付ける前に、まずはお湯だけで髪と頭皮を十分に洗い流す「予洗い」を徹底する。シャンプーは手のひらでよく泡立て、髪そのものよりも、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗う。
  2. 「すすぎ」は、洗う時以上に丁寧に:シャンプー剤や浮かせた汚れが頭皮に残らないよう、すすぎは丁寧に行うのが基本。
  3. すぐに乾かし、「生乾き臭」を防ぐ:お風呂から上がったらすぐに髪を乾かすこと。濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖して「生乾き臭」の原因になる。

正しい洗い方とあわせて、あなたの頭皮に合ったシャンプーの頻度も把握しておいてください。毎日洗うべきか悩んでいる方は、以下の記事も参考にしてみましょう。

※参考:シャンプーは毎日しないほうがいいって本当?適切な頻度と正しい方法

これらの「予防」「応急処置」「リセット」という対策を組み合わせることで、髪の臭いの悩みは軽減できるはずです。

臭いの根本対策は「頭皮環境」から。育毛剤で健やかな髪を育てる

ここまでは、髪に付着した臭いへの様々な対処法を解説しました。
しかし、より根本的に臭いを予防するには、「臭いを寄せ付けにくい、健康な髪」そのものを育てることであり、その健康な髪が育つ土台となるのが「頭皮環境」です。

頭皮の乾燥や皮脂バランスの乱れは、頭皮自体の臭いの原因になるだけでなく、そこから生えてくる髪を弱く、ダメージを受けやすくしてしまいます。

ダメージを受けた髪は、タバコや食べ物といった外部の臭いをより吸着しやすくなるため、頭皮環境のケアは、巡り巡って「髪の臭い」の予防にも繋がると思っておきましょう。

この頭皮環境を健やかに整え、臭いの根本原因にアプローチするアイテムが「薬用育毛剤」です。
特に「FUSARI 薬用育毛剤」は、頭皮に潤いを与え、ヘアサイクルを整えることで、臭いの気にならない、ハリやコシのある健康な髪を育む手助けをしてくれます。

※商品詳細:FUSARI 薬用育毛剤

頭皮と髪、両方の正しいケアで臭いの悩みから解放されよう

今回は、「髪の毛自体が臭う」という悩みに焦点を当て、その原因と、シーン別の具体的な対策、そして根本的なケアの考え方について解説しました。

頭皮の皮脂が原因の臭いだけでなく、髪の毛は、タバコの煙や髪の生乾きなど、様々な外的要因によっても臭いを発します。

つまり、本当の意味で臭いの悩みを解消するためには、頭皮のケアと、髪の毛自体のケア、この両方からのアプローチしましょう。

外出前の少しの工夫や、帰宅後の丁寧なシャンプー、そして土台となる頭皮を育毛剤で整える習慣など、それぞれのケアは決して難しいものではありません。

あなたも、頭皮と髪、両方の正しいケアを実践して、風になびく髪を心から楽しめる、さわやかな毎日を手に入れてください。

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