40代になってくると、自分の理想的な髪の長さがわからなくなっている女性も少なくないでしょう。
そこで、それぞれの髪の長さの特徴と、受ける印象、さらにメリットとデメリットについても解説します。
以下の内容を参考に、自分と相性のいい髪型を見つける参考にしてみてください。
40代の悩みに合わせた髪の長さについてもまとめてあります。
髪型を使って悩みがカバーできるため、それも参考に髪型選びをしてみましょう。
髪の長さの種類《1》ベリーショート
40代ならベリーショートの髪型に挑戦してみましょう。
いきなり髪を短くするのに躊躇する人もいるかもしれませんが、髪をセットする時間も短くできる上に、髪の悩みを比較的カバーしやすい髪の長さとなっています。
髪をセットする手間を省くために、パーマを活用してもいいでしょう。
どうしても不安なら、信頼できる美容師に相談して、ちょうどいい髪の長さを提案してもらってください。
髪型の印象
ベリーショートのような短い髪にすると、活発な印象を与えられます。
これから紹介するどの髪の長さよりも清潔感をキープしやすく、印象のいい髪型が多い点も大きなメリットです。
髪型によっては個性的に見えるものもあるため、イメージを大きく変えたい時にも役立ちます。
メリット・デメリット
ベリーショートの大きなメリットは、手入れが楽な点です。
毛先にダメージを感じた時でも、その部分をカットすれば、きれいな状態に戻れます。
暑かったとしても風通しがよく、快適に過ごせるでしょう。
髪の毛そのものの重みもなくなるため、ふんわり感が出しやすい点も大きな魅力ですね。
ところが、1度ベリーショートにすると、定期的にカットに通う必要があります。
髪の毛は1ヶ月に1cm伸びるため、同じ髪型をキープするには、その頻度を守って美容室に通いましょう。
その手間を考えると、ベリーショートではなく、少し髪が長めのショートヘアを活用してもいいかもしれませんね。
髪の長さの種類《2》ショートヘア
ベリーショートは最も髪が短い髪型ですが、ここにデメリットを感じるのならショートヘアを選んでおきましょう。
上記で紹介したベリーショートの良さを引き継ぎ、デメリットをやんわりカバーできたバランス力の高い髪型が多い印象です。
つまり無難な髪型が多いため、40代で髪の悩みを抱えている女性は試して損はありません。
髪型の印象
ベリーショートは活発なイメージがあると紹介しましたが、ショートヘアの場合は少し知的でおしゃれな雰囲気が合わさっています。
髪の長さが長くなれば、ヘアセットのバリエーションも増えるため、髪型を楽しみやすくなる点もポイントですね。
もちろん清潔感を失うこともないため、バランス力が高い髪型といえるでしょう。
メリット・デメリット
40代の女性としては、バランスのいい髪の長さをしている点がショートヘアのメリットです。
ヘアセットのバリエーションが豊富な髪の長さを残しつつ、清潔感のある髪型にも対応できます。
つまり、おしゃれを楽しみながら、清潔感のある印象のいい髪型をキープできる点が、大きなメリットといえるでしょう。
また髪の長さが短めのため、ふんわり感を出しやすい点も魅力のひとつですね。
ところが、ショートヘアに関しても、髪の毛が伸びればカットを定期的に通い続けないといけません。
髪の毛の重みがないため、毛先がはねるといったデメリットを感じる人もいるでしょう。
日ごろの手入れは楽ですが、髪の長さをキープするための手間がかかるところが気になる人は要注意です。
髪の長さの種類《3》ボブ
ボブは多くの女性に人気のある髪型のひとつです。
髪型そのものに魅力があるのですが、それ以外でもボブにするメリットは豊富にあります。
髪の長さとしては、ショートヘアよりも長く、ミディアムヘアよりも短い髪型が多めです。
程よい長さがあるだけに、様々な髪の毛の悩みをカバーできるため、ボブも40代女性におすすめの髪の長さといえるでしょう。
髪型の印象
ボブの大きな特徴は、髪型のシルエットに丸みがあるところです。
丸いとかわいい雰囲気が出やすく、若く見えやすい髪型だという点も魅力のひとつといえるでしょう。
首が見える程度の程よい長さのボブなら、清潔感も出しやすく、大人っぽさも兼ねそろえています。
何度も言っているように、40代の女性なら扱いやすい髪型のひとつです。
大人っぽく見せるためのボブもあるため、興味がある人は以下の記事も参考にしてみてください。
※参考:40代でも似合う大人のボブの特徴!おすすめの髪型4選!若見えの方法も
メリット・デメリット
ボブは程よい髪の長さのある髪型で、メリットがたくさんあります。
髪型そのものにかわいい雰囲気があり、若く見せるためにちょうどいい髪型といえるでしょう。
さらに、毛先に重みが残る髪型のひとつのため、毛先がはねにくくなるといった特徴も兼ねそろえています。
ヘアセットも比較的楽になるため、ズボラな人や忙しい人も挑戦してみてください。
ただし、ボブの髪の長さは、上記で紹介したショートヘアよりも手入れが面倒になりがちです。
毛先に重みがあるため、人によっては扱いにくいと感じるかもしれません。
特に毛量が多くて、横にボリュームが出やすい人は、扱いやすさを高めるために、カットでボブのバランスを整えましょう。
その場合、定期的に美容室に通う手間がかかってしまいます。
髪の長さの種類《4》ミディアムヘア
ボブよりも髪が長くなれば、ミディアムヘアという髪の長さになります。
40代になれば、毛先に動きを出した髪型を選ぶ人が多く、ミディアムヘアほどの長さがあれば、希望通りの髪型に仕上げやすくなるでしょう。
外ハネスタイルや、立体感のあるミディアムヘアが好きな人は、髪の毛が肩に付く長さまで髪を伸ばしてみてください。
髪型の印象
ミディアムヘアほどの髪の長さがあれば、大人っぽさがかなり出せます。
落ち着いた印象を強く出したいのなら、ミディアムヘアはちょうどいいでしょう。
また、程よく髪が長いため、ヘアセットのバリエーションが上記で紹介した髪の長さよりも多くなります。
おしゃれでやわらかい雰囲気も出せるため、髪型でおしゃれを楽しみたい人こそミディアムヘアですね。
メリット・デメリット
ミディアムヘアの魅力は、程よい髪の長さから得られるヘアアレンジのバリエーションの豊富さです。
髪を1つにまとめるポニーテールだけでも、毛先の遊ばせ方1つで雰囲気がかなり変えられます。
さらに顔周りに髪の毛を下ろす量を調整すれば、小顔効果も簡単に出せる点もポイントですね。
ただし、髪の毛の長さがあるため、ヘアセットにある程度時間がかかる点が唯一のデメリットです。
また、薄毛に理解のある美容師がカットしないと、重みで頭頂部が潰れるリスクも考えられます。
ミディアムヘアに挑戦する人は、信頼できる美容師を見つけておきましょう。
髪の長さの種類《5》ロングヘア
ロングヘアは、鎖骨よりも長い髪型です。
かなり髪の長さが必要なため、希望する髪の長さになるまで、カットを我慢しないといけません。
我慢した後は、そこまでヘアセットをしなくても、予想以上におしゃれに見えます。
そのためには、普段のヘアケアが重要になるため、髪をきれいにキープする習慣も身に付けておきましょう。
髪型の印象
ロングヘアは、大人っぽくてかっこいい印象が強くなります。
クールな女性を目指すのなら、髪の毛を伸ばし続けましょう。
毛先にカールをつけると、丸みが出て少しかわいさも出せます。
自分の好みに調整しやすいバリエーションの豊富さも、髪の長さが出せるロングヘアだからこそですね。
メリット・デメリット
ロングヘアだと、40代になれば挑戦したいと感じる人もいるかもしれません。
確かにロングヘアは、アレンジのバリエーションが豊富で、髪型でおしゃれを楽しむ人におすすめです。
大人っぽい印象も出しやすく、40代の女性こそ相性がいいでしょう。
ところが、ロングヘアを目指すためには、髪を伸ばす時間がかかるため、それだけは注意が必要です。
伸ばしかけの髪が気になって、途中で髪を切ってしまった人も少なくないでしょう。
また、ロングヘアだと、髪の毛そのものに重みがあり、頭頂部が潰れてしまうリスクもあります。
ボリュームを出したい人は、ロングヘアよりも短い髪型に挑戦してくださいね。
※参考:40代女性だとロングヘアはダメ?やってはいけない髪型とそうでないものの違い
40代の髪の悩み別!おすすめの髪の長さ
髪の長さによって印象は大きく変わります。
40代の女性なら、どの髪の長さにするべきか悩んでいる人がいるのではないでしょうか?
そこで、悩みに合わせて髪の長さを決めてみましょう。
40代の女性特有の悩みを3つにまとめてみました。
その悩みに合わせて、ちょうどいい髪の長さをおすすめしています。
毛先のパサつき
40代になれば髪の毛が細くなるのと同時に、セラミドなどの保湿成分の減少によって、髪の毛にパサつきを感じやすくなります。
※参考:40代になると髪のパサつきが悪化する?原因と本当の対処法をまとめた
そこで乾燥を感じにくい髪の長さにしておきましょう。
できるだけ髪が短いと、乾燥を感じた時に毛先をカットするだけで、パサつきを感じにくくなります。
さらに、カットするまでの時間も短くて済むため、乾燥の予防にも繋がる点もおすすめポイントのひとつです。
若白髪
40代は若白髪で悩む人も少なくないでしょう。
若白髪は白髪の本数が少なめのため、髪の長さによってもカバーできます。
※参考:若白髪が多い人には共通点がある?遺伝が原因だと諦めずに続けるべき対策を3つ紹介
若白髪に関しても、ふんわり感を出すために、ショートヘアにしておくと安心です。
髪の毛が根元から立ち上がると、白髪が見える範囲が狭くなり、うまくカバーできるでしょう。
もちろんヘアカラーで白髪を目立ちにくくしておく前提の話です。
中にはふんわり感を出すために、最も髪の長さが短いベリーショートにしたほうがいいと感じる人もいるかもしれません。
逆に髪が短すぎると、コシのある白髪だった場合、ピンと立ち上がって目立つ可能性があるため、これも注意が必要です。
薄毛
薄毛の場合も、ふんわり感が出しやすいショートヘアだと安心です。
パーマを楽しみたい時には、髪を長くしたボブやミディアムヘアでもいいかもしれません。
とはいえ、髪の毛そのものの重みがネックとなるため、ロングヘアはやめておいた方が無難でしょう。
※参考:40代の女性はベリーショートがおすすめ!くせ毛でも丸顔でも薄毛でも似合う理由
自分に合った髪の長さを知ろう
髪の長さによって、受ける印象が大きく変わります。
印象だけでなく、髪のセットのしやすさやパーマヘアを使いたいかどうかなど、希望の髪型によっても髪の長さを決めてもいいでしょう。
髪の悩みによっても、カバーできる範囲に違いがあるため、髪の長さは慎重に決めてくださいね。
信頼できる美容師に相談してから、自分に合った髪型選びをすると、大きな失敗はなくなりますよ。