今では女性でも薄毛に悩む時代。
フサフサの頭を見ると、「なんで自分だけ…」と嫌な気分になる女性も少なくないでしょう。
ハゲない人と自分とでは、何が違うか気になりませんか?
じつはハゲない人には共通点があります。
それがわかれば、何をするべきかイメージしやすくなるでしょう。
髪の毛に悩んでいる女性は、とりあえず挑戦するべき内容ばかりですよ。
ハゲる人とハゲない人に違いが出てしまう理由
ハゲる人とハゲない人には、ある程度の共通点が存在しています。
もともと髪の毛は、体の中から作られるもののひとつ。
以下で紹介する理由に当てはまると、かなりの確率でハゲる人になってしまいます。
逆に言うと、それさえ避けられたら、ハゲない人の仲間入りです。
理由①遺伝の影響
ハゲる人の多くに、遺伝のファクターがあります。
特に、男性の場合は注意しましょう。
男性は「5αリダクターゼ」が関係しているからです。
5αリダクターゼは、酵素のひとつで、男性ホルモンのテストステロンと結びつきます。
すると、DHTと言われる強い男性ホルモンに変貌し、抜け毛が増加。
5αリダクターゼは遺伝で量が決まっているため、ハゲる人かどうかは遺伝に左右されるわけです。
これをAGAと呼びます。
女性でもAGAになる人はいますが、それもごく一部です。
※参考:女性でも薄毛になる時代に…AGAと似ているハゲ方があるのを知ってます?
女性の場合は、5αリダクターゼに左右されるより、むしろ生活習慣が決め手となります。
※参考:ハゲのほとんどは遺伝?誰も知らない本当の事実を教えてあげましょう…
理由②生活習慣に違いがあるから
上記でも紹介したように、女性でハゲる人は、遺伝も多少、関係があるといえます。
様々なところが似るとされている遺伝は、生活習慣にも関連しているからです。
生活習慣が乱れた親族がいるのなら、そこが似ている可能性があるでしょう。
ただし、生活習慣といっても、ハゲる可能性があるものは一部です。
それが以下の3つとなります。
- 生活習慣の基本
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- 食事
- 運動
- 睡眠
上記で紹介している別の記事でも、詳しく紹介しているので、ここでは簡単に紹介しますね。
髪の毛は体の中から作られているので、栄養は必須です。
たんぱく質から髪の毛は作られているので、これが少ないと、ハゲる人の仲間入りをしてしまいますよ。
※参考:髪の毛に悩みがあるのなら栄養の見直し必須!どうなったら何をするべき?
また、栄養と届けるのは血液。運動不足になると、頭まで栄養が届きにくくなります。
そのため、運動が苦手な親族がいるのなら、その生活環境を受け継ぐとハゲやすくなるとはいえますね。
※参考:運動不足だと薄毛になる?体を動かさない現代人の問題を解決する方法
寝不足になると、血流が悪くなるだけでなく、ホルモンバランスまで関係してきます。
※参考:寝不足になると薄毛になる?理屈では本当だから気軽にできる方法まとめ
※参考:ホルモンバランスで薄毛になる?今するべき正しい方法はたった1つ
生活習慣が乱れると、かなり髪の毛に影響するのが、これだけでもイメージしやすいでしょう。
つまり健康的な生活ができることが、ハゲない人の共通点です。
ハゲない人には共通点があった!参考に対策してみよう!
ここまで紹介してきたように、ハゲない人には共通点があります。
その内容を以下のようにまとめてみました。
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- 共通点①血の繋がっている人にハゲた人がいない
- 共通点②ヘアケアアイテムに詳しい
- 共通点③穏やかな性格をしている人が多い
生活習慣は、上記でも紹介したので省いています。
それでも共通点は3つもありました。
この共通点を参考にするだけで、それなりに対策ができるようになります。
共通点①血の繋がっている人にハゲた人がいない
まず、ハゲない人は、親族にハゲた人が統計的に少ないです。
上述の通り、男性であれば体内の酵素が関係していますが、女性だと生活習慣が関係しています。
つい不健康な生活をしてしまう肉親がいるのなら、ハゲる可能性がかなり上がります。
もちろんそれだけではありません。
遺伝というのは、様々なところで似ています。
以下で紹介する内容が似てしまえば、それだけでハゲる要因が増えてしまいますよ。
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- 頭皮の状態が乱れやすい体質
- ストレスを溜めやすい性格 など
このように、髪の毛が増えにくいところが遺伝で似てしまうと、ハゲるかもしれません。
親族を見直してみて、ハゲている人がいれば分析してみましょう。
おそらく、ここまで紹介してきた内容が当てはまってきますよ。
共通点②ヘアケアに気をつけている
日常からヘアケアを気をつけている方は、やはりハゲない人といえます。
自分をきれいにする、あるいは体調管理に気をつけている方が多く、積極的にヘアケアアイテムを使っているのも大事です。
例えばシャンプー。洗浄力が強いか弱いか、自分に合っているかどうかを、日頃気にすることがポイントです。
※参考:スカルプケアとは?勘違いしてる人のための方法とポイント総まとめ
ヘアケアについて適切な知識を持って実践していけば、頭皮の状態も自然と良くなります。
頭皮の状態がよくなれば、自然とハゲない状況を作り出してくれるでしょう。
共通点③穏やかな性格をしている人が多い
さらに、ハゲない人は、内面にも共通点があります。
それは穏やかかどうか。ギスギスしている人はハゲやすい傾向があるからです。
※参考:ストレスは薄毛になりやすい?すぐにわかる症状と簡単な対策まとめ
精神的に落ち着いていれば、ホルモンバランスも乱れにくく、血液の流れも良好になります。
つまり、髪の毛に必要な栄養が、頭まで届きやすくなるわけです。
穏やかになるように努力すれば、ハゲる人であっても、状態を良くするのは簡単かもしれません。
おまけ:若白髪の人はハゲない?
ちなみに、ネット上で「若白髪の人はハゲない」という内容を見た経験はないでしょうか?
ハゲていない人の中には、若白髪をキープして、きれいな白い髪をしている人もいるでしょう。
白髪というのは、以下でも紹介しているように、色素細胞が深く関係しているからです。
毛母メラノサイトは成長期の毛乳頭を囲む毛母のとくに毛皮質の母細胞の間に基底膜に接して分布し,良く発達した樹状突起を数層の毛母細胞の間に伸ばし,メラニン顆粒を毛皮質と毛髄のやや分化したケラチノサイトに供与する。
※引用:aa老化と毛髪変化より
ただ、白髪になりやすいかということと、ハゲやすいかどうかということは別の問題なので注意しましょう。
白髪について知りたい人は、以下の記事で詳しく紹介しています。
ハゲ対策と似ている部分もあるので、参考になる部分もたくさんあるはずです。
※参考:急に白髪が増えた…女性の多くはどの程度の白髪で焦る?正しい対策は?
ハゲる人がハゲない人になるのは可能?正しい対策はコレ!
ハゲる人とハゲない人では、共通点がそれぞれあり、参考にすれば自分に合った対策が見つかります。
少なくとも、生活習慣と頭皮の状態を整える部分は、うまく使えば髪の毛の量が変わっていくでしょう。
特に女性だと、男性ホルモンの影響を受けにくいので、効果が出やすいと思います。
できるだけ乱れた生活習慣を見直して、育毛剤などで頭皮の状態を整えてみてはいかがでしょうか?
髪の毛に自信が持てれば、毎日の生活も充実してくるものですよ。