薄毛で悩んでいる人の中には、ドライヤーの扱い方について、悩んでいる人も多いでしょう。
ドライヤーは高温の風が出て、髪や頭皮の負担になるといわれており、不安になる気持ちはわかります。
ドライヤーは、使い方や選び方次第では、むしろ薄毛予防で活躍するアイテムです。
特に女性は、頭皮の状態が乱れやすいので、ドライヤーは必須になります。
どのように扱えばいいかわからない人は、選び方から乾かし方まで、幅広く紹介しているのぜひこの記事をチェックしてみてください。
薄毛の女性がドライヤーを変えるだけで効果が感じられる?
もともと薄毛は男性がなるものでしたが、現在では女性で悩む人が増えています。
その原因は様々ですが、日頃使っているドライヤーが関係しているケースがあります。
ドライヤーの使い方次第で、頭皮の状態が乱れたりすることがあるからです。
ヘアカラーやパーマが一般化している時代だからこそ、ドライヤーを正しく扱わないといけません。
頭皮トラブルが起これば、自然と頭皮に負担がかかり、髪の毛の量が減ってしまうからです。
中には、そんな時はドライヤーを変えるだけでいいのでは?と、安易に考えている人もいるでしょう。
じつは、そこまで単純な話ではありませんよ。
薄毛になる原因を知れば、ある程度実態がわかる!
女性が薄毛で悩むようになる原因は、大きく分けて2パターンあります。
それが以下の2つです。
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- 生活習慣から来る内側の問題
- 頭皮の環境から来る外側の問題
今回紹介するドライヤーの影響は、2つ目の頭皮の環境のほうです。
外側から受けるダメージを、最小限に抑えられるかどうかが、薄毛対策では重要になります。
ドライヤーを正しく使って頭皮のトラブルを抑えられるようになることが大事です。
ドライヤーを使えば実感できる効果
ドライヤーは、頭皮のトラブルを抑えるために使います。
例えば以下のようなパターンだと、ドライヤーが活躍するので、当てはまる人は要チェックです。
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- 雑菌の繁殖を抑えられる
- ドライヤーによって保湿効果も期待できる
- 血行が良くなるタイプも出ている
髪の毛が生えやすい環境を、いかに崩さないが大事になります。
しかしズボラな女性ほど、頭皮の状態が乱れやすく、髪の毛が生えにくい状態を作ってしまうことが多いです。
もちろん、細かいケアが必ずしも必要なわけではありません。
ドライヤーの選び方や乾かし方を、ほんの少し変えるだけで、頭皮トラブルを抑えられるんです。
ドライヤーの種類によっても違いあり
現在のドライヤーは、機能がたくさん搭載されています。
それぞれメリットやデメリットもあるので、選ぶ前にチェックしておきましょう。
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- 各社それぞれ違いのあるマイナスイオン機能
- 低温で風が出るスカルプモード
- 風と一緒に遠赤外線が出る機能 など
マイナスイオン機能は、頭皮を保湿できますが、その分少しだけ乾くスピードが遅い時があります。
髪を乾かしながら保湿しているので、時間がかかるのは当たり前ですが、使う前にそれは意識しておいてくださいね。
スカルプモードが搭載されたドライヤーに関しても同じです。
頭皮の負担を抑えられる代わりに、乾くスピードが遅くなるんです。
遠赤外線機能が付いたドライヤーだと、マッサージがメインになるので、予め髪を乾かしてから使わないといけません。
何を求めるかが大事になるので、そのあたりは以下で詳しく紹介しています。
薄毛にはどれがいい?正しい選び方とは?
ドライヤーを選ぶ時に注意しないといけないのは、頭皮や髪の状態に合わせて選ぶことです。
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- 頭皮が乾燥している:保湿機能が付いたドライヤー
- 頭皮が特に気になる:スカルプモードが付いたドライヤー
- 髪型で薄毛をカバーしたい:くるくるドライヤー
- 頭皮が硬くなっている:頭皮用アタッチメントが付いたドライヤー
上記は一部の例ですが、ドライヤーに搭載された機能によって、選ぶ目安とすると失敗しにくくなるでしょう。
頭皮が乾燥している人は保湿機能が付いたドライヤー
髪の毛を生えやすくするには、少なくとも頭皮の状態を整える必要があります。
特に頭皮に刺激が加わらないように、頭皮が乾燥させない努力をしないといけません。
そこでおすすめなのが、保湿機能がついたドライヤーです。
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- ナノイー機能が付いたドライヤー
- プラズマクラスター機能が付いたドライヤー
- その他のマイナスイオン機能が付いたドライヤー
マイナスイオン機能などが付いたドライヤーは、髪を乾かしながら、同時に頭皮も保湿してくれます。
気軽にスカルプケアをしたい人や、頭皮が乾燥気味になる人は、うまく活用してみましょう。
ただし、これらのマイナスイオン機能は、人や環境によって効果が表れにくいといった声もあります。
あまり過信しすぎないで、間違いなく頭皮を保湿したいのなら、育毛剤などの保湿成分が入ったアイテムを使ってください。
特に頭皮が気になる人はスカルプモードが付いたドライヤー
敏感肌のように、頭皮が乱れやすい人は、スカルプモードが付いたドライヤーを使いましょう。
メーカーによってスカルプモードで使われる機能は様々ですが、基本は以下のようになります。
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- 60度以下の低温で乾かせる
- マイナスイオン機能が同時に出せる
- 遠赤外線が出る など
様々な機能が織り交ざって使えるので、簡単にスカルプケアができてしまいます。
もちろん頭皮のことを考えて、機能を織り交ぜてくれているので、頭皮に悩みを抱えている人でも安心して使えるのではないでしょうか。
髪型で薄毛をカバーしたいのならくるくるドライヤー
髪型で薄毛をカバーしたい人は、くるくるドライヤーを使うのがベストです。
くるくるドライヤーだと、アイロンのように髪が痛むリスクが抑えられます。
それなのに、頭頂部がふんわり仕上がるので、薄毛の人にはちょうどいいドライヤーでしょう。
- くるくるドライヤーの使い方
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- 最初は通常のドライヤーで乾かす
- 8割ほど乾かいたらくるくるドライヤーに持ち帰る
- 弱~中風にしておく
- 根元から髪の毛を絡ませて上に引っ張りながら乾かす
- 生え癖と反対側に引っ張るのがポイント
- 冷風に切り替えて崩れにくくする
ただし、通常のドライヤーより、くるくるドライヤーのほうは、髪を乾燥させるパワーは圧倒的に足りません。
できるだけ、最初に通常のドライヤーを使って乾かし、湿気が少ない状態で使うのがコツです。
頭皮が硬くなっているなら頭皮用アタッチメントが付いたドライヤー
ドライヤーの中には、頭皮用のアタッチメントが付いたものまで出ています。
髪を乾かしながら、頭皮マッサージができるといったものです。
遠赤外線が同時に出るようなので、血行促進効果が期待できるでしょう。
髪を乾かしながら、頭皮マッサージができるだけに、時短を目指すならちょうどいいかもしれません。
ただし、頭皮マッサージをするなら、はっきりいって、圧倒的に手でやったほうが効果が出やすいです。
※参考:頭皮マッサージで大事なのは○○?おすすめのアイテムと選び方まで紹介
時短をしないのなら問題ありませんが、効果重視の人は注意してください。
薄毛で困っている女性がドライヤーを使う時の正しい乾かし方
ドライヤーで髪を乾かすなら、頭皮の負担を最小限に抑えて、正しく扱いましょう。
そのためには、以下の流れを守れば安心です。
- ドライヤーの使い方
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- タオルドライで余計な水分を除去する
- 育毛剤などの頭皮用の保湿剤を付ける
- 馴染むまで頭皮マッサージをする
- 根元から乾かす
- 毛先は8割乾いていたら問題なし
- ただしくせ毛の人はしっかり乾かす
また、ドライヤーを使うなら、以下のポイントも抑えておく必要があります。
- ドライヤー前後の注意点
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- 必要以上に乾かさない
- 乾かす時にドライヤーを近づけすぎない
- たまに冷風に切り替える
薄毛だからこそ、頭皮の負担が抑えられるようにしておきましょう。
意外と忘れがちなドライヤーの使い方!頭皮の負担になるから気を付けて!
ドライヤーの使い方のコツは、頭皮をなるべく乾燥させず、頭皮をいかにすばやく乾燥できるか、ということです。
できる限り頭皮への負担を抑えるように心がけ、毎日ケアを続けていれば、徐々に髪の毛は増えていくものです。
頭皮が乾燥しすぎないように、風量と温度を控えめにしておき、マイナスイオン機能などで保湿ができれば問題ありません。
なるべく距離を近づけすぎないようにして、火傷しないようにするのも大事ですよ。