ブリーチで頭皮にニキビがたくさんできた…美容院に行くことが恥ずかしい人へ

薄毛

2024年9月27日

ブリーチの影響で頭皮にニキビができ、美容院に行くことが恥ずかしくて、髪型が整えられない人もいるのではないでしょうか？
確かに、ブリーチは現在のおしゃれを楽しむ上で、欠かせないものになっているのは事実です。

結論から言ってしまうと、頭皮にニキビができた状態でブリーチは使えません。
悪化するリスクを考えると、ニキビを直してからブリーチを使ってください。
そこで頭皮にニキビができた時の対策と予防法をまとめてみました。
頭皮にニキビができて悩んでいる人は、以下を参考に髪型でおしゃれを楽しみましょう。

頭皮にニキビができて美容院に行くのが恥ずかしいと感じる人へ

ブリーチは自分１人で染めるより、美容院で染めてもらう人も少なくないでしょう。

しかし、頭皮にニキビができたら、ニキビが恥ずかしくて美容院に行けないと感じていないでしょうか？
美容院は髪だけでなく、頭皮に関しての知識も豊富なため、ニキビで恥ずかしがらなくても大丈夫です。
むしろ美容師に相談すれば、頭皮にニキビができた上でのヘアケアの方法や、頭皮ケアの方法なども説明してくれます。

状態によっては、ブリーチを断られるかもしれませんが、代替案を出してくれるでしょう。
頭皮にできたニキビをきれいにしてから、ブリーチを楽しんでください。

ブリーチで頭皮にニキビができる原因

頭皮にニキビができる原因は、ブリーチが関係している時もあります。
ニキビができる原因を知れば、理解がしやすくなるでしょう。

頭皮にニキビができる原因のひとつ

皮脂や角質が毛穴に詰まり、その中でアクネ菌が繁殖。炎症を起こした状態がニキビ！

頻繁にブリーチを続ければ、アクネ菌が毛穴で増殖するリスクが高まり、頭皮にニキビが増え始めるかもしれません。
頭皮に自信がない人は、できる限りブリーチを控えて、別の方法でおしゃれを楽しみましょう。

頭皮にニキビができるメカニズム

頭皮にニキビができる原因のひとつは、毛穴が皮脂や汚れで詰まり、炎症を起こすことです。

通常、頭皮は皮脂を分泌し、髪と頭皮を保護しています。
しかし、過剰な皮脂分泌やシャンプーのやり方が足りないことが原因で毛穴が詰まると、毛穴でアクネ菌が繁殖します。
これが原因となり、頭皮にニキビが増え、痛みやかゆみを伴うケースも少なくありません。

また、ストレスやホルモンバランスの乱れもニキビを発生させるといわれており、普段の生活習慣を見直す必要もあります。

ブリーチとの関係

頭皮にニキビができる原因のひとつは、アクネ菌の増殖です。
皮脂が過剰に分泌することで毛穴が詰まり、アクネ菌が増殖した場合にニキビが増えると紹介しました。

ブリーチと関係がなさそうですが、ブリーチ剤は頭皮環境を悪化させる特徴を持ち合わせています。
刺激の強い成分が含まれており、乾燥や炎症を引き起こし、アクネ菌が増殖しやすい状況を作り出すため、ブリーチはニキビが増える原因となってしまいます。

中にはブリーチによって薄毛に悩まされるケースもあるでしょう。
おしゃれのためにブリーチを使うにしても、頭皮の状態に注意して使う必要があります。

※参考：ブリーチを使ったら薄毛になる？抜け毛や毛量が減ったと感じる人は読んで！

頭皮ニキビの予防策

頭皮にニキビが1度できると、普段通りの生活を続けるだけでも、頭皮の状態を悪化させるリスクを伴います。
髪をセットする時に不快感が増えるケースも少なくありません。
だからこそ、頭皮にニキビができる前に予防することこそが、ベストの対処法だと思っておきましょう。

頭皮ニキビの予防策

シャンプーを見直す
規則正しい生活を意識する
ヘアカラーやパーマの頻度を控える

予防策としては上記の3つです。
どの予防方法も難しいものではありません。
頭皮にニキビを増やしたくない人は、次の方法を見てみましょう。

予防策《1》シャンプーを見直す

頭皮にニキビができる原因のひとつは、頭皮の乾燥です。
そこで現在使用中のシャンプーを見直し、頭皮の状態を整えやすくしておきましょう。

まずはシャンプーの正しいやり方が大事になります。

シャンプーのやり方

シャンプー前のブラッシング
頭皮までしっかり髪を濡らして予洗い
シャンプー剤を手に取って泡立てる
泡立てたシャンプー剤を根元までしっかり付ける
頭皮マッサージをしながらやさしく髪を洗う
泡が残らないようにシャワーを使ってすすぐ

予洗いやすすぎで使うシャワーの温度は、約38℃のぬるま湯がベストです。
熱すぎると皮脂が洗い流されて、乾燥の原因となってしまいます。

頭皮の皮脂汚れが気になる人は、以下の記事で頭皮クレンジングについても知っておくと、べたつきをカバーしやすくなります。

※参考：頭皮クレンジングは意味ない？それはやり方がダメ！リラックスしたい人におすすめ

洗い方を把握できれば、シャンプー剤の選び方にも注意しましょう。
程よい洗浄力のアミノ酸系洗浄成分がメインのシャンプー剤を選び、保湿成分や頭皮の状態を整える成分が多く含まれていると、頭皮のニキビ対策となります。
抗菌作用のある薬用シャンプーを使うのもおすすめです。

予防策《2》規則正しい生活を意識する

シャンプーで頭皮の状態を整えられたとしても、生活習慣が乱れていると、頭皮にニキビができるリスクは高まります。

特に女性の場合、ホルモンバランスが乱れやすい時期になると、皮脂が多く分泌されるだけでなく、乾燥しやすくなるといった人もいるでしょう。
だからこそ、普段から規則正しい生活が習慣化できていると、頭皮にニキビができるリスクをおさえられます。

規則正しい生活の一例

質のいい睡眠を心がける
暴飲暴食をやめる
適度に運動する　など

このように健康的な生活ができる人は、頭皮にニキビができにくくなります。

予防策《3》ヘアカラーやパーマの頻度を控える

シャンプーや生活習慣が見直せたとしても、ヘアカラーやパーマを頻繁にしていれば、頭皮にニキビが増えます。
どちらの施術も、頭皮を乾燥させ、炎症を増やす原因となるからです。

頭皮のことを考えるなら、3か月に1回程度に施術を控えて、頭皮を休ませてください。
ヘアカラーやパーマをする時には、美容師と相談し、髪や頭皮にやさしい薬剤を使ってもらいましょう。
詳しくは以下の記事で紹介しています。

※参考：髪に優しい白髪染めを使ってサラサラヘアをキープ！白髪も予防できる一石二鳥のやり方

頭皮にニキビができた時の具体的なケア方法

予防を心がけても、頭皮にニキビができることはあります。
そこで、頭皮にニキビができた時のケアの方法をまとめてみました。
少なくともセルフケアだけに頼らず、悪化しそうだと感じれば、すぐに専門医に相談しましょう。

とにかく触らない

頭皮にニキビができたとしても、無闇に触ってはいけません。
手には細菌が付着しているケースもあり、もちろん細菌に関係なく、触るだけでニキビへの刺激となるため、炎症を悪化させるリスクを高めてしまいます。

故意に触ろうとしなくても、シャンプーなど、日常的に頭皮を触るタイミングがあるでしょう。
その時も頭皮ニキビがある部分は、いつも以上にやさしく扱い、ニキビを悪貨させない意識が大事になります。

抗菌作用のあるローションを使う

頭皮のニキビが増える原因は、アクネ菌などの細菌が関係しています。
そこで抗菌作用のあるローションをつけて、様子を見るのもひとつの方法です。
抗菌作用のあるローションの中には、炎症をおさえる効果のある成分が含まれているケースもあります。
頭皮のニキビ悪化を予防しやすくなるため、セルフケアをするなら、とりあえず挑戦するべき方法のひとつです。

ひどくなったら医師に相談する

頭皮ニキビができて困っているのなら、専門医に相談すれば最も安心です。
ニキビといっても様々な症状があり、それに合わせて治療薬を提案してくれます。
特に痛みを感じる頭皮ニキビができた場合、早めに相談してください。
セルフケアをしても効果を実感できない時ほど、医師に相談すれば、早く克服できる可能性があります。