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40代女性だとロングヘアはダメ?やってはいけない髪型とそうでないものの違い

2023年9月2日

40代になると、髪質が変化する女性が増えてきます。そのため今までロングヘアだった女性は、髪を短くするべきか悩んでしまうのも無理はありません。
ところが、やってはいけない髪型のポイントさえ覚えておけば、ロングヘアのままでも大丈夫なのです。どのようなところに目をつけておくべきか、美容師の視点で、そのポイントをまとめてみました。
ロングヘアを続けたい女性は、どんなところがダメなのかチェックしてみてください。

そもそも40代の女性はロングヘアがNG!その理由とは?

「40代になると、ロングヘアはやめた方がいい。」このような言葉を聞いたことがある女性は、少なくないのではないでしょうか。
実はそれには理由があり、このポイントを知っておくと、ロングヘア対策がわかるかもしれません。

  • 重みで頭頂部がペタンコになりがち
  • 分け目が目立つ
  • 毛先がパサついて痛みやすい

この3つのポイントを避けると、40代の女性でもロングヘアをそのまま楽しめます。

理由①重みで頭頂部がペタンコになりがち

40代になると、ロングヘアを避けた方がよい理由は、髪のボリュームです。ロングヘアは、髪の毛が長い分、重みが出てしまいます。その重みに髪の毛が耐えられなくなり、ペタンコになりがちなのです。
若い頃は問題なかったとしても、40代になると女性ホルモンが減少していきます。その結果、髪の毛のコシがなくなり、ロングヘアの重みでペタンコになってしまうのです。

※参考:頭頂部も含めた髪のボリュームの悩み…共通点から言えるのは間違えた対策

つまり、重みを抑えられれば、40代でもロングヘアは楽しめるということですね。

理由②分け目が目立つ

頭頂部のボリュームだけでなく、分け目も大きな問題になります。ロングヘアによる重みで髪の毛が引っ張られると、両サイドから髪の毛が引っ張られます。その結果、分け目が目立ってしまうのです。
さらに頭皮にも負担がかかるため、徐々に分け目から抜け毛が増える可能性もあります。長期間分け目が同じ女性は、頭皮が透けて見えるといった悩みを抱えている人が多くいる点を忘れないでおきましょう。

※参考:髪の分け目をなくしたい…悩みがあるなら原因をチェックして対策!

これも、分け目を定期的に変えるなど、対策の仕方はあります。

理由③毛先がパサついて痛みやすい

さらに40代の女性がロングヘアを避けた方がよいのは、毛先にも問題があるからです。女性ホルモンの関係もあって、髪の毛が乾燥しやすくなります。その上、髪の毛が長いと空気と触れる時間が長くなるので、余計にパサつきます。
40代よりも前は特に気にしていなくても、徐々に髪の毛がパサついてくるもの。エイジング毛という言葉があるように、様々な理由で40代になると髪質が変化するのです。
また40代になると、以前より細毛になった気がするという声も少なくありません。細毛は、髪内部の成分も少なくなるため、これもパサつきの原因になります。

※参考:正しくは薄毛ではありません!細毛や軟毛は髪質が変わらないと悩む人へ

40代でロングヘアの女性が意識するポイント

40代になってからもロングヘアを続ける際に気をつけるおすすめのポイントは以下の通りです。

  • 定期的に分け目を変える
  • レイヤーカットを活用する
  • パーマをかける

この3つのポイントを意識するだけで、ロングヘアの悩みを抑えられます。

定期的に分け目を変える

分け目

ロングヘアの問題は、長さによる重みです。頭頂部のボリュームが減ってしまう上に、頭皮の負担も大きくなります。
この問題を解決するために、分け目を定期的に変えるのはおすすめのポイントの一つです。
前髪を作るのもよいでしょう。しかし、その際はパッツン前髪のような若作りのイメージがない前髪を選ぶとよいでしょう。

※参考:女性は前髪が薄毛になると困る…その理由と対策をまとめてみた

ボリュームが気になるのなら、センターパートのような前髪も要注意です。よりボリュームがないのが目立ってしまうので、分け目対策のための前髪の選び方には注意が必要ですね。
是非美容師とも相談してみてください。

レイヤーカットを活用する

重みを減らすために、ショートヘアにしようか悩んでいる方は、一度レイヤーカットを試してみるのがおすすめです。
レイヤーカットとは、段差を付けるカットの方法です。頭頂部の髪を短くし、生え際付近にある髪の毛を長くして段差をつけます。その結果、髪の毛全体の総量が減って重みを抑えられるでしょう。
毛先に動きが出しやすくなるので、抜け感が出せて今風の髪型も作れてしまいます。髪を短くする前に検討してみる価値は十分にあります。

パーマをかける

40代の女性が、ロングヘアをやってはいけない髪型と言われるのは、ふんわり感が出せないという理由もあるからです。
どうしてもボリュームが出せないとふんわり仕上げられません。そこでロングヘアにパーマをかけてもらいましょう。
毛先に動きが出るとふんわりとできます。しかも、セットそのものも楽にできるので、忙しい40代女性にも安心ですね。

40代でロングヘアの女性におすすめの髪型

40代になると、長年続けていたロングヘアを諦めてしまう女性も少なくありません。せっかく伸ばした髪を切ってしまうと、元に戻すのは難しくなるでしょう。そこで、40代でもおしゃれに見えるロングヘアの髪型をまとめてみました。一度これらの髪型に挑戦してみる価値はありますよ。

ロングウルフ×パーマへア

ロングウルフとは、全体的にレイヤーといわれる段差を付けた髪型です。頭頂部より襟足の髪の長さの方が長くなっており、毛先に動きを付きやすくしています。ロングヘアだとしても、通常のロングヘアと比べて髪の毛が軽く仕上がるでしょう。ボリュームのところで悩みにくくなるため、40代の女性でも問題なくロングヘアを楽しめるおすすめのヘアスタイルです。
そこにパーマをかけることで、より毛先に動きが生まれてふんわりした雰囲気が作れます。段差を付けているので、パーマのメリットを感じやすいでしょう。

外ハネロングヘア

外ハネロングヘアとは、毛先だけ外にハネさせる髪型です。毛先に動きが出せるだけでも、ふんわりとした雰囲気が作れます。
ロングヘア独特の重みを抑えるために、段差を付けると、よりデメリットが抑えられるでしょう。毛先だけ動きがあれば、セットもかなり楽になります。外ハネの部分をゆるく仕上げれば自然に見えるので、40代女性でも比較的挑戦しやすい髪型です。

ロングヘア×くびれ巻き

ロングヘアなら、くびれ巻きにも挑戦するべきでしょう。
くびれ巻きとは、耳付近から巻き髪を作っています。今流行りの韓国風の髪型に近くなるので、おしゃれな印象を与えられます。
髪の毛全体のボリュームがなくても、カールがあるおかげでボリュームが出せます。どんな女性でも似合いやすいので、ロングヘアなら試してみる価値は十分にあります。

40代の女性でもロングヘアは可能!ポイントを抑えて楽しもう!

ロングヘアは、40代だとやってはいけない髪型とされています。確かに何も対策をしなければ、少し無理が出る髪型です。しかし、ポイントさえ押さえてしまえば、40代でも続けられるのです。
できるだけ髪のボリュームを出せるようにして、分け目を変えるなど、頭皮の状態を整えるようにしてみてください。既に頭皮に負担がかかった状態なら、まず育毛剤などを使って状態を整えておきましょう。それから髪型を変えると、長期間ロングヘアを楽しめますよ。

※参考:育毛成分について知りたい人への説明書!おすすめの選び方は○○だ!

ご参考になれば幸いです。

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